KnowBe4コンソールでは、[フィッシング]タブからフィッシングメールのテンプレートやランディングページを作成および編集できます。これらのテンプレートとランディングページをフィッシングキャンペーンで使用し、ユーザーをテストできます。フィッシングメールテンプレートやランディングページを作成する方法については、以下のセクションを参照するか、「フィッシングテンプレートとランディングページのカスタマイズ」のビデオをご覧ください。
フィッシングメールテンプレートの作成と編集
KnowBe4コンソールでは、フィッシングメールのテンプレートを作成および編集できます。テンプレートを作成または編集するには、以下のステップに従って操作します。
- KnowBe4コンソールで、[フィッシング]タブに移動します。
- [メールテンプレート]サブタブを選択します。
- 新しいメールテンプレートを作成するには、[+ フィッシングテンプレートの作成]ボタンをクリックします。既存のテンプレートを編集するには、そのテンプレートの名前をクリックします。
[+ フィッシングテンプレートの作成]ボタンまたは既存のテンプレートの名前をクリックすると、テンプレートエディタが開きます。このエディタで、テンプレートを作成または編集できます。フィッシングメールのテンプレートをカスタマイズする方法の詳細については、以下の画像をご覧ください。
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[言語](オプション):ドロップダウンメニューから、テンプレートの言語を選択できます。これはオプションのステップですが、言語を選択したテンプレートは、ローカライズされたフィッシングキャンペーンに使用できます。
注:システムまたはコミュニティのテンプレートをコピーする場合、このフィールドにはそのテンプレートが使用する言語が入力されます。
- [テンプレート名]:このフィールドにメールテンプレートの名前を入力します。選択した名前はユーザーには表示されません。
- [送信者のメールアドレス]:フィッシングメールの送信者を示すメールアドレスを入力します。任意のメールアドレスを選択でき、メールを受信するユーザーにはそのメールアドレスが表示されます。
- [送信者の名前](オプション):メールの送信者を示す送信者名を入力します。任意の送信者名を選択でき、メールを受信するユーザーにはその送信者名が表示されます。
- [返信先のメールアドレス](オプション):模擬フィッシングメールにユーザーが返信するときの返信先となるメールアドレスを入力します。フィッシングへの返信が有効ではない限り、このメールアドレスにユーザーから返信が送信されます。フィッシングへの返信を使用している場合、KnowBe4が返信を取得できるように、このメールアドレスは、システムで生成されるメールアドレスで上書きされます。フィッシングへの返信の詳細については、「フィッシングへの返信の使用方法」の記事を参照してください。
- [返信先の名前](オプション):模擬フィッシングメールに返信するときにユーザーに表示する名前を入力します。ユーザーがこのメールに返信すると、[送信先]フィールドに入力した名前が自動的に表示されます。
- [件名]:ユーザーの受信トレイに表示する件名を入力します。また、テンプレート名を入力しない場合、このフィールドはテンプレートの名前として使用されます。
- [添付ファイル名](オプション):メールで使用する添付ファイルの名前を入力します。この名前にはプレースホルダーを含めることができます。
- [添付ファイルタイプ](オプション):ドロップダウンメニューから使用する添付ファイルのタイプを選択します。
- [ソース]:[ソース] ボタンをクリックすると、ソースコードの表示に切り替わります。HTMLコードの編集に慣れているユーザーは、ソースコードを表示してテンプレートを作成できます。
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[画像]:画像アイコンをクリックすると、画像エディタが開きます。外部でホスティングされている画像のみを使用できます。つまり、画像ボタンをクリックした後に、公開されているURLを[URL]フィールドに挿入する必要があります。アクセシビリティ用の代替テキストをここで追加することもできます。
重要:画像のサイズを変更する場合は、必ず画像のスタイルタグで幅と高さを編集してください。画像のサイズを変更する方法の詳細と、公開されているURLだけを許可している理由については、ヘルプ:フィッシングテンプレートの画像が正しく表示されません」の記事を参照してください。
- [プレースホルダ]:プレースホルダによって、テンプレートに特定の情報が自動的に入力されます。プレースホルダを正しく機能させるには、ユーザー名やマネージャー名などのユーザー情報を事前にKnowBe4コンソールに追加しておく必要があります。プレースホルダの詳細については、「プレースホルダの使用方法」を参照してください。
- [フィッシングリンク]:メール本文にフィッシングリンクを追加します。フィッシングリンクを作成するには、以下のステップに従って操作します。
- [QRコード]:[QRコード]ボタンをクリックして、フィッシングテンプレートにQRコードを追加できます。QRコードの詳細については、「QRコードフィッシングセキュリティテストの使用方法」の記事を参照してください。
- [レッドフラグ]:プラチナおよびダイヤモンドレベルのお客様は、[レッドフラッグ]ボタンを使用して、フィッシングメールに含まれるソーシャル エンジニアリングの兆候を説明することができます。レッドフラグの追加方法と推奨されるベストプラクティスの詳細については、「ソーシャル エンジニアリングの兆候(SEI)」の記事を参照してください。
- [本文]:フィッシングメールテンプレートに表示するテキストを入力します。WSYWIGエディタでは、メールテンプレートをカスタマイズするためのオプションを使用できます。WYSIWYGエディタのボタンを使用して、表や線などを追加できます。
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[ランディングページ]:ドロップダウンメニューからランディング ページを選択します。ユーザーがフィッシングテストに失敗すると、このページにリダイレクトされます。ランディングページは、KnowBe4のシステムランディングページや独自のランディングページから選択できます。
重要:フィッシングキャンペーンの作成時にランディングページを選択すると、ユーザーが作成または編集したテンプレートや、デフォルトのランディングページが上書きされます。
- [ランディングドメイン]:ドロップダウンメニューから、ランディングページでユーザーに表示するウェブアドレスを選択します。「機密情報を狙ったフィッシング」のランディングページを使用している場合、ランディングドメインを変更すると有用となる場合があります。[アカウント設定]ページでデフォルトのランディングドメインを設定できます。このドメインは、作成する全てのメールテンプレートに適用されます。
- [難易度]:カスタムフィッシングメールテンプレートには、難易度を割り当てることができます。難易度は、ユーザーがフィッシングメールを識別することがどれだけ難しいかを示します。
[下書き]カテゴリからのテンプレートの移動
フィッシングメールテンプレートを作成すると、[マイテンプレート]の[下書き]に追加されます。自社テンプレートをフィッシングキャンペーンで使用するには、テンプレートを[下書き]カテゴリから[マイテンプレート]セクションの他の任意のカテゴリに移動する必要があります。テンプレートを移動するには、以下のステップに従って操作します。
- KnowBe4コンソールで、[フィッシング] > [メールテンプレート]に移動します。
- [マイカテゴリ]セクションで、[下書き]をクリックします。
- 新しいカテゴリに移動するテンプレートの横にあるチェックボックスを選択します。チェックボックスを選択すると、上部に[選択されたテンプレート]ヘッダーが表示されます。
- [選択されたテンプレート]ヘッダーで、[カテゴリに移動]ドロップダウンメニューをクリックします。
- ドロップダウンメニューから、選択したテンプレートで使用するカテゴリを選択します。
- [移動]をクリックします。
テンプレートのプレビューとテスト
テンプレートを作成したら、プレビューして、ユーザーにテンプレートがどのように見えるかを確認しておくと良いでしょう。
テンプレートをプレビューするには、[フィッシング] > [メールテンプレート]に移動し、そのテンプレートの[アクション]列の下にある[プレビュー]アイコンをクリックします。
テンプレートをプレビューしているときに、[テストメールを自分に送信]ボタンを使用すると、テンプレートのコピーをメールとして自分の受信箱に送信することもできます。この機能は自社独自のフィッシングテンプレートを作成するときに便利です。フィッシングキャンペーンでユーザーにメールを送信する前に、どのようなメールが送信されるかを確認できます。
ホワイトリスト登録をテストするために、[テストメールを自分に送信]ボタンを使用することは推奨されません。このボタンを使用して送信されるメールは、フィッシングテストメールのように見えますが、フィッシングキャンペーンで送信されるメールと同じ機能があるわけではありません。代わりに、最も正確なテスト結果を得ることができるように、準備用のテストキャンペーンを設定することをお勧めします。
ランディングページの作成と編集
KnowBe4コンソールでは、ランディングページを作成および編集できます。ランディングページを作成または編集するには、以下のステップに従って操作します。
- KnowBe4コンソールで、[フィッシング]タブに移動します。
- [ランディングページ]サブタブを選択します。
- 新しいランディングページを作成するには、[+ランディングページを作成]ボタンをクリックします。既存のランディングページを編集するには、ランディングページの名前をクリックします。
[+ランディングページを作成]ボタンまたは既存のランディングページの名前をクリックすると、ランディングページエディタが開きます。このエディタで、ランディングページを作成または編集できます。ランディングページをカスタマイズする方法の詳細については、以下の画像をご覧ください。
- [タイトル]:ランディングページのタイトルを入力します。このタイトルは[ランディングページ]サブタブの[マイランディングページ]セクションおよびフィッシングキャンペーンを作成するときに[ランディングページ]ドロップダウンメニューに表示されます。
- [ソース]:[ソース] ボタンをクリックすると、ソースコードの表示に切り替わります。HTMLコードの編集に慣れているユーザーは、このビューでランディングページを作成できます。
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[画像]:画像アイコンをクリックすると、画像エディタが開きます。外部でホスティングされている画像のみを使用する必要があります。つまり、画像ボタンをクリックした後に、公開されているURLを[URL]フィールドに挿入する必要があります。アクセシビリティ用の代替テキストをここで追加することもできます。
重要:画像のサイズを変更する場合は、必ず画像のスタイルタグで幅と高さを編集してください。画像のサイズを変更する方法の詳細と、公開されているURLだけを許可している理由については、ヘルプ:フィッシングテンプレートの画像が正しく表示されません」の記事を参照してください。
- [プレースホルダ]:プレースホルダによって、テンプレートに特定の情報が自動的に入力されます。プレースホルダを正しく機能させるには、ユーザー名やマネージャー名などのユーザー情報を事前にKnowBe4コンソールに追加しておく必要があります。プレースホルダの詳細については、「プレースホルダの使用方法」を参照してください。
- [SEIプレースホルダ]:ソーシャルエンジニアリングの兆候(SEI)機能は、プラチナおよびダイアモンドサブスクリプションレベルで利用可能です。この機能を使用すると、フィッシングリンクをクリックしたときに、ユーザーがどのようなSEIまたはレッドフラッグを見落としたかを正確に表示できます。詳細については、「ソーシャルエンジニアリングの兆候(SEI)」の記事を参照してください。
- [本文]:ランディングページに表示するテキストを入力します。WSYWIGエディタでは、ランディングページをカスタマイズするためのオプションを使用できます。WYSIWYGエディタのボタンを使用して、表や線などを追加できます。
[下書き]カテゴリからのランディングページの移動
ランディングページを作成すると、[マイランディングページ]の[下書き]に追加されます。フィッシングキャンペーンで自社のランディングページを使用するには、[下書き]カテゴリから[マイランディングページ]セクションの他のカテゴリに移動させる必要があります。ランディングページを移動するには、以下のステップに従って操作します。
- KnowBe4コンソールで、[フィッシング] > [ランディングページ]に移動します。
- [マイカテゴリ]セクションで、[下書き]をクリックします。
- 新しいカテゴリに移動するランディングページの横にあるチェックボックスを選択します。チェックボックスを選択すると、ページ上部に[選択されたランディングページ]ヘッダーが表示されます。
- [選択されたランディングページ]ヘッダーで、[カテゴリに移動]ドロップダウンメニューをクリックします。
- ドロップダウンメニューから、選択したランディングページで使用するカテゴリを選択します。
- [移動]をクリックします。
独自の画像をアップロードするときの制限
KnowBe4では、ユーザーの知的財産権を尊重し、テンプレートに表示するために著作物を複製する必要性を最小限に抑えるための措置をとっています。画像を埋め込んだり、画像をアップロードしてKnowBe4がホストする代わりに、リンクを使用することで、以下の2つの有益性がお互いにもたらされます。最初の有益性は、テンプレートをより本物のように見せかけることが可能となり、テンプレートに追加する画像の完全性と比率を維持できることです。また、2点目として、画像へのリンクを使用することで、コンソールに画像をアップロードする場合と同じ結果を得るためにお客様がKnowBe4と共有すべきコンテンツの量がが減少することです。