レポート機能を使用して、セキュリティ意識トレーニングの実用的な指標と効果に関する有用な情報を表示できます。KnowBe4コンソールの[レポート]タブから、組織のニーズに合わせてレポートを作成およびカスタマイズできます。これらのレポートを参照して、ヒューマンファイアウォールを強化するために、セキュリティ意識のトレーニングプログラムを改善する必要がある箇所を理解できます。
各レポートを特定の条件でフィルタリングしたり、レポートをPDFファイルやCSVファイルとしてダウンロードしたりできます。レポートのタイムスタンプはUTCフォーマットで表示されます。
以下の記事を読んで、レポートの作成方法、レポートのさまざまなカテゴリやタイプ、よくあるご質問(FAQ)を確認してください。ビデオチュートリアルも視聴できます。「レポート」ビデオを参照してください。
レポートの作成
コンソールの[レポート]タブでは、レポートを表示したり、組織のニーズに合わせてカスタマイズしたりできます。[レポート]サブタブには、各レポートタイプのカードが含まれます。レポートを検索するときには、カードをスクロールしたり、キーワードで検索したり、カテゴリで絞り込むことができます。レポート上部にある[お気に入りレポート]セクションにレポートを追加するには、レポート名の横にある星のアイコンをクリックします。
レポートを作成するには、以下のステップに従って操作します。
- 表示するレポートが見つかったら、そのレポート名をクリックします。
- レポートが開いたら、ドロップダウンメニューからレポートのタイプと条件を定義して、データをフィルタリングします。利用可能なレポートのタイプと条件の詳細については、この記事の「レポートのカテゴリとタイプ」のセクションを参照してください。
- カスタマイズが完了したら、[変更を適用]をクリックして、レポートを更新します。
レポートをダウンロードする場合は、ページの右上の[エクスポート形式]をクリックします。レポートをCSVファイルとしてダウンロードする場合は[CSVの生成]を、PDFファイルとしてダウンロードする場合は[PDFの生成]をクリックします。ダウンロードしたレポートは、ダウンロードを開始したユーザーが使用している言語で表示されます。
レポートのカテゴリとタイプ
レポートをカスタマイズできるように、KnowBe4はさまざまなレポートカテゴリ、レポートタイプ、フィルタを提供しています。利用可能なカテゴリ、タイプ、フィルタ、および推奨されるユースケースの詳細については、以下のリストからレポートカテゴリまたは特定のレポートをクリックして参照してください。
リスクスコアレポート |
リスクスコアレポート
KnowBe4が提供しているリスクスコアレポートは以下の通りです。リスクスコアの計算方法の詳細については、「Virtual Risk Officer(VRO)とリスクスコアガイド」を参照してください。
グループ別のリスクスコア
説明:このレポートには、選択したユーザーの平均リスクスコアが表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、最もリスクの高いユーザーまたはグループを特定し、セキュリティ意識トレーニングを調整または変更できます。
場所別のリスクスコア
説明:このレポートには、選択されたユーザーの場所別の平均リスクスコアが表示されます。
フィルタ:場所と日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、場所別のリスクパターンを特定し、どの場所でセキュリティ意識トレーニングの調整が必要かを把握できます。また、この情報は、自社組織でローカライズしたトレーニングコンテンツがさらに必要かどうかを判断するのに役立つ場合もあります。
最もリスクの高いユーザー別のリスクスコア
説明:このレポートには、選択されたアカウントまたはグループで最もリスクスコアが高い10人のユーザーが表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、最もリスクの高いユーザーを特定し、セキュリティ意識トレーニングを調整する必要があるユーザーを把握できます。
グループとユーザーレポートカード
グループ報告カード
説明:このレポートは、「グループリスクスコア」、「グループフィッシング詐偽ヒット率」、「グループのユーザー数」、「最もクリックされたテンプレートトップ5」、「トレーニングステータス」のレポートのサマリーを表示します。
フィルタ:グループと日付範囲。
ユースケース:この情報は、組織全体のリスクと、セキュリティ意識トレーニングのステータスを示すエグゼクティブサマリーとして使用できます。
ユーザー報告カード
説明:このレポートは、特定のユーザーに関する「ユーザーリスクスコア」、「ユーザーのフィッシング詐欺ヒット率」、「最もクリックされたメールトップ5」、「トレーニングステータス」レポートのサマリーを表示します。
フィルタ:ユーザーと日付範囲。
ユースケース:この情報を、従業員の実績評価の一環として使用して、組織に対するその従業員のリスクレベルやセキュリティ意識トレーニングの進捗状況を判断できます。
フィッシングアクティビティレポート
KnowBe4が提供しているフィッシングアクティビティレポートは、以下の通りです。フィッシングアクティビティレポートの詳細については 「フィッシングアクティビティレポートのカスタマイズと表示方法」の記事を参照してください。
全フィッシングアクティビティ
説明:このレポートは、フィッシングセキュリティテスト(PST)別に組織のフィッシングアクティビティについて表示します。
フィルタ:フィッシングキャンペーン基準、フィッシングキャンペーン、ユーザーグループ、フィッシングセキュリティテストの結果、攻撃ベクトルテンプレート、ユーザーステータス、除外ユーザーグループ、検索ユーザー、および日付範囲
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーのPSTの全体的な結果に関する包括的なデータを表示できます。
ユーザー別にグループ化した全フィッシングアクティビティ
説明:このレポートは、組織のフィッシングアクティビティをユーザー別に表示します。
フィルタ:ユーザーグループ、フィッシングキャンペーン、ユーザーステータス、除外ユーザーグループ、攻撃ベクトルテンプレート、および日付範囲
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーグループのPSTの結果に関する包括的なデータを表示できます。
フィッシング詐欺ヒット率レポート
KnowBe4が提供しているフィッシング詐欺ヒット率レポートは、以下の通りです。フィッシング詐欺ヒット率の計算方法の詳細については、「不合格およびフィッシング詐欺ヒット率」の記事を参照してください。
グループ別のフィッシング詐欺ヒット率
説明:このレポートには、選択されたユーザーの平均的なフィッシング詐偽ヒット率が表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートは、特定のグループがフィッシング攻撃に対してどの程度脆弱であるかを確認するために使用することができます。この情報から、特定のグループのトレーニング時間を増やす必要があるか、あるいはフィッシング詐欺ヒット率が時間の経過とともに改善しているか判断できます。
トレーニング時間別のフィッシング詐欺ヒット率
説明:このレポートは、選択されたアカウントまたはグループについて、トレーニングコンテンツの確認にユーザーが費やした時間と平均フィッシング詐欺ヒット率を比較した結果を示します。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、セキュリティ意識トレーニングに費やした時間が、選択したアカウントまたはグループのセキュリティ意識トレーニングに与える影響を確認できます。次に、この情報をもとに、セキュリティ意識トレーニングの計画を調整する必要があるかどうかを判断できます。
キャンペーンのフィッシング詐欺ヒット率
説明:このレポートには、特定のキャンペーンの平均的なフィッシング詐偽ヒット率が表示されます。
フィルタ:フィッシングキャンペーン、結果の組み合わせ、ユーザーグループ、日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、どのフィッシングキャンペーンのフィッシングテストで最も多くのユーザーが不合格になったかを特定できます。この情報をもとに、ユーザーが必要とするトレーニングのタイプや、ユーザーが最も脆弱になっている攻撃方法のタイプを特定できます。
初回のフィッシング攻撃への弱さ
説明:このレポートには、初めてフィッシングテストを受けたユーザーの平均的なフィッシング詐偽ヒット率が表示されます。
フィルタ:日付範囲。
ユースケース:この情報をベースラインとして使用して、セキュリティ意識トレーニングにユーザーを登録する前に、ユーザーがフィッシング攻撃で不合格になる確率を確認できます。
不合格の原因レポート
問題のタイプ
説明:このレポートには、選択されたユーザーのキャンペーン別の不合格の原因数が表示されます。
フィルタ:フィッシングキャンペーン、ユーザーグループ、日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、選択したキャンペーンでユーザーが不合格になった原因を特定できます。この情報をもとに、ユーザーが最も脆弱になっている攻撃ベクトルを確認できます。
フィッシング不合格率レポート
KnowBe4が提供しているフィッシング不合格率レポートは、以下の通りです。フィッシング不合格率の計算方法の詳細については、「フィッシング不合格率の計算方法」の記事を参照してください。
フィッシング不合格率
説明:このレポートには、選択されたユーザーの平均的なフィッシング不合格率が表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートで、特定のグループがフィッシング攻撃で不合格になる確率を確認できます。この情報をもとに、ユーザーのトレーニング時間を増やす必要があるか、あるいはフィッシング不合格率が時間の経過とともに改善されているか判断できます。
キャンペーンのフィッシング不合格率
説明:このレポートには、選択されたユーザーの選択されたキャンペーン別の平均的なフィッシング不合格率が表示されます。
フィルタ:フィッシングキャンペーン、結果の組み合わせ、ユーザーグループ、日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、どのフィッシングキャンペーンで最も多くのユーザーが不合格になったかを特定できます。この情報をもとに、どのユーザーが追加のトレーニングを受ける必要があるか、最も多くのユーザーが不合格になったキャンペーンのフィッシングテストを特定できます。
メールテンプレート送信レポート
テンプレート別の送信メール数
説明:このレポートには、選択されたメールテンプレートの統計情報が表示されます。選択したテンプレートを使用していない場合は、結果は表示されません。
フィルタ:メールテンプレートと日付範囲。
ユースケース:この情報をもとに、過去に使用したメールテンプレートを追跡し、どのテンプレートで最も多くのユーザーが不合格になったかを特定できます。例えば、不合格になったユーザーが少ないのに、難易度が1つ星のテンプレートしか送信していなければ、より難易度の高いテンプレートを送信しても良いかもしれません。
グループ別の送信メール数
説明:このレポートには、選択されたグループのメールの統計情報が表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:この情報をもとに、特定のグループが受信したメールテンプレートの数や、フィッシングキャンペーンの全体的な効果を特定できます。この情報は、特定のグループがフィッシングキャンペーンに登録される頻度を特定するのに役立つ場合があります。
フィッシングテンプレート別の不合格数レポート
フィッシングテンプレート別の不合格数
説明:このレポートは、選択したキャンペーンのフィッシングテストで特定の原因で不合格になったユーザーの割合を表示します。このレポートは、選択されたキャンペーン内のフィッシングテンプレートで構成されます。このグラフは、不合格の原因別の不合格数を表示します。
フィルタ:フィッシングキャンペーンと日付範囲。
ユースケース:このレポートをもとに、ユーザーが最も不合格になっている原因を確認できます。この情報は、ユーザーが最も脆弱な攻撃ベクトルのタイプを特定し、より効果的なフィッシングやトレーニングキャンペーンを実施するために役立ちます。
受講者プラットフォームレポート
プラットフォームあたりの全トレーニングアクティビティ
説明:このレポートには、プラットフォーム別のトレーニングの完了率が表示されます。
フィルタ:トレーニングの追加条件、ユーザーステータス、日付範囲、コンテンツタイプ、プラットフォーム、ユーザーグループ、ユーザーグループ条件、除外ユーザーグループ。
ユースケース:このレポートでは、受講者がトレーニングを完了するために使用しているプラットフォームに関する包括的なデータを参照できます。
このレポートにはウィジェットが付属しており、[ダッシュボード]タブに表示されます。詳細については、「ダッシュボードの概要」の記事を参照してください。
トレーニングアクティビティレポート
利用可能なトレーニングアクティビティレポートを以下に示します。トレーニングアクティビティレポートの詳細については、 「トレーニングアクティビティレポートのカスタマイズと表示方法」の記事を参照してください。
全トレーニングアクティビティ
説明:このレポートは、組織のトレーニングアクティビティを登録されたトレーニング別に表示します。
フィルタ:トレーニングの追加条件、トレーニングキャンペーン、ユーザーグループ、コンテンツタイプ、ユーザーステータス、除外ユーザーグループ、登録日付範囲、トレーニング進行条件、トレーニング進行ステータス、および検索ユーザー。
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーの全体的なトレーニングアクティビティに関する包括的なデータを表示できます。
ユーザー別にグループ化した全トレーニングアクティビティ
説明:このレポートでは、トレーニングのステータス別にグループ化した登録数を表示します。
フィルタ:レポートタイプ、トレーニングキャンペーン、ユーザーグループ、日付範囲、コンテンツタイプ、トレーニングステータス、およびユーザーステータス。
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーおよびユーザーグループの全体的なトレーニングアクティビティに関する包括的なデータを表示できます。
トレーニングコンテンツのアンケート
キャンペーン別のトレーニングアンケート
詳細:このレポートは、組織のトレーニングアンケートの結果をキャンペーン別に表示します。
フィルタ:トレーニングキャンペーンと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、どのトレーニングコンテンツがユーザーにとって最も効果的かを判断できます。キャンペーンのトレーニングコンテンツを選択するときに、この情報を役立てることができます。
コンテンツ別のトレーニングアンケート
詳細:このレポートは、組織のトレーニングアンケートの結果をコンテンツ別に表示します。
フィルタ:コースと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、どのトレーニングコンテンツがユーザーにとって最も効果的かを判断できます。キャンペーンのトレーニングコンテンツを選択するときに、この情報を役立てることができます。
トレーニングステータス概要レポート
キャンペーン別のトレーニングステータス概要
説明:このレポートは、選択されたキャンペーンのユーザーのトレーニングステータスを表示します。
フィルタ:トレーニングキャンペーンと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーがトレーニングを適切に進めることができるようにします。この情報は、ユーザーにトレーニング通知やリマインダーを送信するタイミングを決定するのに役立ちます。
コース別のトレーニングステータス概要
説明:このレポートは、選択したキャンペーンのユーザーのトレーニングステータスを、キャンペーンに割り当てられているコース別に整理して表示します。各コースのユーザー総数を表示します。
フィルタ:トレーニングキャンペーンと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーがトレーニングコースを適切に進めることができるようにします。この情報は、ユーザーにトレーニング通知やリマインダーを送信するタイミングを決定するのに役立ちます。
ユーザーグループ別のトレーニングステータス概要
説明:このレポートは、全キャンペーンの各トレーニングステータスのグループ別のユーザー総数を表示します。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーや特定のグループのトレーニングを適切に進めることができるようにします。この情報は、ユーザーにトレーニング通知やリマインダーを送信するタイミングを決定するのに役立ちます。
キャンペーン別のトレーニングステータス
キャンペーン別のトレーニングステータス
説明:このレポートは、選択されたキャンペーンのユーザーのトレーニングステータスを表示します。
フィルタ:トレーニングキャンペーン、日付範囲、ユーザーグループ。
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザーがトレーニングを適切に進めることができるようにします。この情報は、ユーザーにトレーニング通知やリマインダーを送信するタイミングを決定するのに役立ちます。
トレーニング比較レポート
フィッシング詐欺ヒット率の比較
説明:このレポートは、トレーニングを受講した選択されたアカウントまたはグループ内のユーザーと受講していないユーザーの平均フィッシング詐欺ヒット率を表示します。
フィルタ:ユーザーグループ。
ユースケース:このレポートを使用して、トレーニングを受講しているユーザーとトレーニングを受講していないユーザーのフィッシング詐欺ヒット率を比較することで、トレーニングがユーザーにどのような影響を与えるかを確認できます。この情報は、トレーニングキャンペーンを計画するときや、トレーニングコンテンツを選択するときに役立つ場合があります。
リスクスコア比較
説明:このレポートは、トレーニングを受講した選択されたアカウントまたはグループ内のユーザーと受講していないユーザーの平均リスクスコアを表示します。
フィルタ:ユーザーグループ。
ユースケース:このレポートを使用して、トレーニングを受講しているユーザーとトレーニングを受講していないユーザーのリスクスコアを比較することで、トレーニングがユーザーにどのような影響を与えるかを確認できます。この情報は、トレーニングキャンペーンを計画するときや、トレーニングコンテンツを選択するときに役立つ場合があります。
トレーニング時間レポート
トレーニング時間
説明:このレポートには、選択されたユーザーがトレーニングに費やした時間数が表示されます。トレーニング時間には、完了ステータスになっているかどうかに関わらず、課題に費やしたすべての時間が含まれます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、セキュリティ意識トレーニングに十分な時間をかけていないユーザーを特定できます。トレーニングに費やした時間数は、ユーザーのフィッシング詐欺ヒット率に反映される場合があります。また、ユーザーがフィッシングテストで不合格になる理由を、トレーニングの時間数から理解できる場合があります。
セキュリティ意識レベルの習熟度評価レポート
KnowBe4が提供しているセキュリティ意識レベルの習熟度評価レポートは以下の通りです。セキュリティ意識レベルの実力評価(SAPA)の詳細については、「セキュリティ意識レベルの習熟度評価(SAPA)の概要」の記事を参照してください。
アセスメントスコア別のリスクスコア
説明:このレポートは、選択された各グループのアセスメントスコアとリスクスコアを比較します。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートは、ユーザーの平均アセスメントスコアと平均リスクスコアの比較を表示します。この情報は、トレーニングキャンペーンを計画するときや、トレーニングコンテンツを選択するときに役立つ場合があります。
アセスメントスコア別のユーザー数
説明:このレポートは、各アセスメントスコア範囲内の選択されたユーザー数とスコアを表示します。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、アセスメントで特定の範囲のスコアを獲得したユーザー数を確認できます。この情報は、トレーニングキャンペーンを計画するときや、トレーニングコンテンツを選択するときに役立つ場合があります。
ナレッジエリア別のアセスメントスコア
説明:このレポートは、選択されたグループとナレッジエリアの平均アセスメントスコアを表示します。
フィルタ:ナレッジエリア、日付範囲、およびユーザーグループ。
ユースケース:このレポートを使用して、7つのナレッジエリア別のアセスメントスコアを比較できます。この情報は、トレーニングキャンペーンを計画するときや、トレーニングコンテンツを選択するときに役立つ場合があります。
ナレッジエリア別のアセスメントスコアの経時変化
説明:このレポートは、選択されたグループとナレッジエリアの平均アセスメントスコアの経時変化を表示します。
フィルタ:ナレッジエリア、日付範囲、およびユーザーグループ。
ユースケース:このレポートを使用して、7つのナレッジエリアのアセスメントスコアが時間の経過とともにどのように変化したかを確認できます。この情報は、トレーニングキャンペーンを計画するときや、トレーニングコンテンツを選択するときに役立つ場合があります。
セキュリティカルチャー評価レポート
KnowBe4が提供しているセキュリティカルチャー評価レポートは、以下の通りです。セキュリティカルチャー評価(SCS)の詳細については、「セキュリティカルチャー評価の概要」の記事を参照してください。
カルチャースコア別のリスクスコア
説明:このレポートは、選択された各グループのカルチャースコアとリスクスコアを表示します。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、組織のカルチャースコアとユーザーのリスクスコアの比較を確認できます。この情報は、組織のセキュリティカルチャーを向上するために役立つ場合があります。
カルチャースコア別のユーザー数
説明:このレポートには、各カルチャースコア範囲のスコアを獲得した選択されたユーザー数が表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、セキュリティカルチャー評価で特定の範囲のスコアを獲得したユーザー数を確認できます。この情報は、組織のセキュリティカルチャーを向上するために役立つ場合があります。
調査項目別の調査スコア
説明:このレポートには、選択された調査項目の選択されたユーザーの平均カルチャースコアが表示されます。
フィルタ:調査項目、日付範囲、およびユーザーグループ。
ユースケース:このレポートを使用して、7つのナレッジエリアの各スコアを比較できます。この情報は、組織のセキュリティカルチャーを向上するために役立つ場合があります。
調査項目別の調査スコアの経時変化
説明:このレポートには、選択されたユーザーと調査項目の平均カルチャースコアの経時変化が表示されます。
フィルタ:調査項目、日付範囲、およびユーザーグループ
ユースケース:このレポートを使用して、7つの調査項目のカルチャースコアが時間の経過とともにどのように変化しているかを確認できます。この情報は、組織のセキュリティカルチャーを向上するために役立つ場合があります。
フィッシングテストとトレーニングを受けてないユーザーのレポート
フィッシングテストを受けていないユーザー
説明:このレポートには、模擬フィッシングテストメールを受信していないユーザーのリストが表示されます。
フィルタ:日付範囲。
ユースケース:このレポートを利用して、フィッシングテストが送信されていないユーザーを特定できます。この情報は、今後のフィッシングキャンペーンを計画するときに役立つ場合があります。
未完了トレーニング
説明:このレポートには、割り当てられたいずれのトレーニングも完了していない全ユーザーのリストが表示されます。
フィルタ:日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、セキュリティ意識トレーニングを修了していないユーザーを確認できます。この情報は、トレーニングキャンペーンを今後計画したり、ユーザーのトレーニングの潜在的なギャップを特定したりするのに役立ちます。
割り当てられていないトレーニング
説明:このレポートには、トレーニングが割り当てられていない全ユーザーのリストが表示されます。
フィルタ:日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、セキュリティ意識トレーニングが割り当てられていないユーザーを確認できます。この情報は、トレーニングキャンペーンを計画したり、ユーザーのトレーニングの潜在的なギャップを特定したりするのに役立ちます。
未実施トレーニング
説明:このレポートには、割り当てられたトレーニングを開始していない全ユーザーのリストが表示されます。
フィルタ:日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、セキュリティ意識トレーニングを開始していないユーザーを確認できます。この情報をもとに、特定のユーザーにトレーニング通知やリマインダーを送信できます。
ユーザー数とログインレポート
ユーザー数
説明:このレポートには、選択されたグループのアクティブユーザー数が表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、ユーザー数の経時変化を確認したり、全アクティブユーザーを確認したりできます。
ユーザーログインアクティビティ
説明:このレポートには、選択されたグループのアクティブユーザー数が表示されます。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、複数グループのすべてのユーザーログインアクティビティを表示できます。この情報を使用して、セキュリティ意識トレーニングを受けるためにログインしていないグループを特定できる場合があります。
ユーザー数別のフィッシング結果
ユーザー数別のフィッシング詐欺ヒット率
説明:このレポートには、フィッシング詐欺ヒット率の各範囲のユーザー数がグループ別に表示されます。このレポートにカウントされるためには、ユーザーはフィッシングテストを受けている必要があります。
フィルタ:ユーザーグループ。
ユースケース:このレポートを使用して、特定のフィッシング詐欺ヒット率のユーザー数を表示できます。この情報をもとに、フィッシング詐欺ヒット率が高いユーザーをセキュリティ意識トレーニングに登録できます。
ユーザー数別の不合格の原因
説明:このレポートには、指定した日付範囲にわたって、ユーザーで記録されたフィッシングテストの不合格タイプが表示されます。各不合格のタイプ別の不合格数を表示します。
フィルタ:ユーザーグループと日付範囲。
ユースケース:このレポートを使用して、添付ファイルやリンクなど、ユーザーが最も脆弱となっている攻撃ベクトルを確認できます。この情報をもとに、ユーザーをトレーニングに登録したり、特定の脆弱性に基づいてユーザーテストを実施したりできます。
クイズの反応レポート
コース別のクイズの反応
説明:このレポートでは、個別のユーザのクイズ結果をコースのコンテンツ別に表示します。
フィルタ:コース、日付範囲、試行。
ユースケース:このレポートを使用して、コース別にミスしやすい質問を表示し、ユーザーに特定のトレーニングを送信できます。
グループ別のクイズの反応
説明:このレポートは、グループ別にクイズの結果を表示します。
フィルタ:コース、ユーザーグループ、日付範囲、試行。
ユースケース:このレポートを使用して、グループ別にミスしやすい質問を表示し、ユーザーに特定のトレーニングを送信できます。
FAQ
どのような日付範囲のフィルタオプションを使用できますか?
[日付範囲]フィルタで利用可能なオプションの説明については、以下の表を参照してください。
日付範囲 | 詳細 |
---|---|
プリセット範囲 | [プリセット範囲]のリストから選択します。詳細については、「[日付範囲]フィルタで使用できる[プリセット範囲]オプション」のセクションを参照してください。 |
月範囲 | どれだけ前の月をレポートの結果に含めるかを選択します。 |
週範囲 | どれだけ前の週をレポートの結果に含めるかを選択します。 |
独自の範囲 | レポートの結果に含める独自の日付範囲を選択します。 |
[日付範囲]フィルタで使用できる[プリセット範囲]オプション」のセクションを参照してください。
[日付範囲]フィルタで利用可能な[プリセット範囲]オプションの説明については、以下の表を参照してください。
日付範囲 | 詳細 |
---|---|
今週 | 先週の日曜日から現在までに発生した、指定された条件に一致するデータを抽出します。 |
今月 | 先月の最終日から現在までに発生した、指定された条件に一致するデータを抽出します。 |
昨年 | 昨年の1月1日から今年の1月1日までに発生した、指定された条件に一致するデータを抽出します。 |
前四半期 | 前四半期で発生した、指定された条件に一致するデータを抽出します。例えば、1月から3月、4月から6月、7月から9月、10月から12月までに発生したデータを抽出します。 |
先月 | 直近の暦月で発生した、指定された条件に一致するデータを抽出します。 |
過去6か月 | 当月を含む過去6ヶ月間に発生した、指定された条件に一致するデータを抽出します。 |
今年 | 今年の1月1日から現在までに発生した、指定された条件に一致するデータを抽出します。 |
アーカイブされたユーザーデータを表示するレポートはどれですか?
全ての[フィッシングアクティビティレポート]、[トレーニングアクティビティレポート]、[経営幹部向けレポート]では、アーカイブされたユーザーを表示するオプションを利用できます。[フィッシングアクティビティレポート]にアーカイブされたユーザーを表示する方法の詳細については、「フィッシングアクティビティレポートのカスタマイズと表示方法」の記事を参照してください。[トレーニングアクティビティレポート]にアーカイブされたユーザーを表示する方法の詳細については、「トレーニングアクティビティレポートのカスタマイズと表示方法」の記事を参照してください。[経営幹部向けレポート]にアーカイブされたユーザーのデータを追加する方法の詳細については、「経営幹部向けレポートの概要」の「経営幹部向けレポートウィジェット」のセクションを参照してください。
[アカウント設定]にある[アーカイブされたユーザーをレポートに含める]チェックボックスを有効にして、 KSATコンソールの[フィッシング]タブの[レポート]サブタブにある全レポートについてアーカイブされたユーザーのデータを追加できます。詳細については、「アカウント設定の編集方法」の記事を参照してください。