KnowBe4では、自社のユーザーを登録するときに利用できるいくつかの組み込みのトレーニング通知を提供しています。必要であれば、これらの組み込み通知をカスタマイズしたり、空のテンプレートを修正したり、独自の通知を作成したりできます。この操作方法については、以下のステップを参照するか、「トレーニング通知のカスタマイズ」のビデオをご覧ください。
トレーニング通知テンプレートを作成または編集するには、[トレーニング] > [通知テンプレート]に移動します。[システムテンプレート]で、組み込みのトレーニング通知テンプレートの1つをクリックしてWYSIWYGエディタで開いて変更できます。組み込みのシステムテンプレートへの変更を保存すると、編集したコピーが[マイテンプレート]の[下書き]カテゴリに保存されます。
また、[マイテンプレート]サブタブの右上にある[+ 新しいトレーニング通知テンプレート]ボタンをクリックして、独自のトレーニング通知テンプレートを作成できます。
以下のスクリーンショットとリストを参照して、WYSIWYGエディタでテンプレートを作成または編集するために使用できるツールを確認してください。
- [テンプレート名](オプション): このフィールドにテンプレートの名前を入力します。ユーザーがトレーニング通知メールを受信するときには、このフィールドは表示されません。
- [送信者のメールアドレス]: このフィールドには、送信者のメールアドレスを入力できます。このアドレスは、ユーザーへのメールに表示されます。任意のメールアドレスを入力できます。
- [送信者の名前](オプション):このフィールドには、送信者のメールアドレスの横に表示される名前を入力できます。
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[件名]: このフィールドには、ユーザーの受信箱に表示されるメールの件名を入力します。トレーニング通知のテンプレート名を追加していない場合、この件名がテンプレートのタイトルとして使用されます。件名のいくつかの例を以下に示します。
- 必須のトレーニングキャンペーン
- トレーニングに招待されました
- フィッシングテストでクリックしてしまいました!
- [ソース]:このボタンをクリックして、テンプレートのソースコードを表示するように切り替えることができます。HTMLコードの編集に慣れているユーザーは、ソースコードを表示してカスタムトレーニング通知を作成できます。
- 画像アイコン:このアイコンをクリックして、トレーニング通知テンプレートに画像を追加できます。外部でホスティングされている画像のみを使用する必要があります。つまり、画像ボタンをクリックした後に、公開されているURLを[URL]フィールドに挿入する必要があります。また、[高さ]と[幅]フィールドを使用して、画像のサイズを変更できます。
注:Microsoft Outlookの一部のバージョンでは、画像を正しく表示するために、画像のソースコードにタグを追加する必要があります。詳細については、「ヘルプ:フィッシングテンプレートの画像が正しく表示されません」の記事を参照してください。
- [プレースホルダ]:このドロップダウンメニューを使用して、通知にプレースホルダを追加できます。このプレースホルダオプションは、特定のフィールドにユーザー、アカウント、またはトレーニング情報を自動的に入力します。トレーニングキャンペーン通知のプレースホルダは、テンプレートの本文でのみ使用できます。詳細については、「プレースホルダの使用方法」の記事を参照してください。
- 本文:トレーニング通知テンプレートの本文に、任意のテキストを追加します。利用可能なテキストフォーマットオプションを使用して、テンプレートの外観をカスタマイズできます。WYSIWYGエディタのボタンをクリックして、表、行、またはその他の詳細を追加することもできます。本文テキストの推奨事項の詳細については、以下を参照してください。
- トレーニング通知のコンテンツは、ユーザーに提供する情報によって異なります。少なくとも、トレーニングへのログインリンクやログイン方法の説明、そしてトレーニングの期日を追加することを推奨します。
- ユーザーがメールに対して適切な対応を取ることができるように、トレーニングの簡単な説明と、ユーザーが登録された理由を伝えることをお勧めします。ユーザーが受け取ったメールに安心できるように、親しみや温かみを持たせることをお勧めします。
空のテンプレートカテゴリの使用方法
[システムテンプレート]セクションの下にある[空のテンプレート]カテゴリには、それぞれ異なるデザインやスタイルのトレーニング通知テンプレートの空のバージョンが含まれています。KnowBe4の全てのスタイル付きテンプレートの名前には、(バナー)または(ボーダー)という単語のタグが付けられています。ソースコードを編集することで、これらのテンプレートのスタイルをカスタマイズできます。HTMLソースコードの編集に慣れていない場合は、空の各テンプレートのソースコードに含まれるHTMLコメントで、カスタマイズのプロセスを参照してください。W3 schoolsのWebサイトにアクセスして、HTMLの詳細を学ぶこともできます。
以下のリストに、空のテンプレートを使用して行うことができるカスタマイズのいくつかの例を示します。
- ボーダー(クリックして表示)。テンプレートのボーダーの色は、独自のRGBまたは16進のカラーコードを追加してカスタマイズできます。
- W3 schoolsのWebサイトにアクセスして、RGBまたは16進のカラーコードの詳細を学ぶこともできます。
- また、ソースコードで[[brand_color]]プレースホルダを使用することもできます。このプレースホルダには、[アカウント設定]で設定された自社ブランドカラーの16進コードが入力されます。
- バナー(クリックして表示)。バナーの背景色は、独自のRGBまたは16進のカラーコードを追加してカスタマイズできます。バナーにカスタムテキストを挿入することもできます。
- W3 schoolsのWebサイトにアクセスして、RGBまたは16進のカラーコードの詳細を学ぶこともできます。
- また、ソースコードで[[brand_color]]プレースホルダを使用することもできます。このプレースホルダには、[アカウント設定]で設定された自社ブランドカラーの16進コードが入力されます。
- ロゴ: KnowBe4のロゴを自社ロゴに置換できます。
テンプレート名に(ロゴ)タグが含まれる空のテンプレートを使用する場合、このテンプレートには[[company_logo_url]]プレースホルダを使用して自社ロゴが自動的に配置されることを覚えておいてください。このプレースホルダを正しく動作させるには、[アカウント設定]で自社ロゴのURLを追加する必要があります。トレーニング通知で使用できるプレースホルダの詳細については、「プレースホルダの使用方法」の記事を参照してください。
独自の画像をアップロードするときの制限
KnowBe4では、ユーザーの知的財産権を尊重し、テンプレートに表示するために著作物を複製する必要性を最小限に抑えるための措置をとっています。画像を埋め込んだり、画像をアップロードしてKnowBe4がホストする代わりに、リンクを使用することで、以下の2つの有益性がもたらされます。最初の有益性は、テンプレートをより本物のように見せかけることが可能となり、テンプレートに追加する画像の完全性と比率を維持できることです。また、2点目として、画像へのリンクを使用することで、コンソールに画像をアップロードする場合と同じ結果を得るためにお客様がKnowBe4と共有すべきコンテンツの量が減少することです。