全てのPhishERルールは、メッセージを処理するときにYARA(Yet Another Recursive/Ridiculous Acronym)ルールの論理に従う必要があります。PhishERプラットフォームでは、全てのYARAルールロジックを手動で記述する代わりに、ベーシックエディタを使用してYARAルールの文字列と条件を作成できます。
YARAルールの記述方法の詳細については、「YARAルールの記述方法」の記事を参照してください。
変数を宣言し、その変数に値を設定して、文字列を作成できます。ベーシックエディタでは、新しい各文字列には変数が予め設定されて含まれており、その変数に値を入力する必要があります。
ベーシックエディタで文字列を作成するには、以下のステップに従って操作します。
- PhishERプラットフォームにログインします。
- ページ左側のサイドバーから、[Rules](ルール)タブを選択し、[Rules List](ルールリスト)ページを開きます。
- ページ右上隅の[New Rule](新規ルール)ボタンをクリックすると、[Rule Details](ルールの詳細)ページが表示されます。
- [Rule Details](ルールの詳細)ページの一番上のセクションを完成させます。このページのフィールドの詳細については、「PhishERルールの作成と管理の方法」の記事を参照してください。
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[Create Strings](文字列)セクションで、文字列の値を入力します。
注:値に使用できるのはASCII文字のみです。ASCII文字の詳細については、 こちらのASCIIのWebページを参照してください。
- (オプション)グローバル変数を使用する場合は、地球のドロップダウンアイコンをクリックします。ドロップダウンメニューが開いたら、使用するグローバル変数の名前を選択します。グローバル変数の詳細については、「PhishERルールの作成と管理の方法」の記事の「グローバル変数の使用」のセクションを参照してください。
- (オプション)追加の文字列を作成する場合は、[New String](新しい文字列)ボタンをクリックします。次に、新しい文字列の値を入力します。
注:各ルールに、最大5つの文字列を作成できます。
少なくとも1つの文字列を作成したら、ルールの条件を作成する必要があります。詳細については、この記事の以下のセクションを参照してください。
少なくとも1つの文字列を作成したら、ルールの条件を作成できます。これらの条件では、ルールの影響を受けるメッセージを指定できます。ルールの条件を作成するときには、3つのオプションから作成する方法を選択できます。これらのオプションの詳細については、以下のスクリーンショットとリストを参照してください。
- [Match any of the defined strings](定義したいずれかの文字列に一致):このオプションを選択すると、定義したいずれかの文字列と一致するメッセージを検出します。
- [Match all of the defined strings](定義した全ての文字列に一致):このオプションを選択すると、定義した全ての文字列と一致するメッセージを検出します。
- [Custom conditions](カスタム条件):このオプションを選択すると、カスタム条件に一致するメッセージを検出します。カスタム条件の詳細については、この記事の以下のサブセクションを参照してください。
ベーシックエディタでのカスタム条件の作成
各ルールに、最大5つのカスタム条件を作成できます。カスタム条件を作成するには、文字列と論理演算子を使用して式を記述します。カスタム条件を作成するときは、ルールに作成した文字列を全て使用する必要があります。
カスタム条件を作成するには、以下のステップに従って操作します。
- [Rule Details](ルールの詳細)ページで、カスタム条件に必要な文字列を作成します。
- このページの[Create Conditions](条件の作成)セクションで、カスタム条件を選択します。
- [Choose string](文字列を選択)ドロップダウンメニューから、作成した文字列のいずれかを選択します。
- 条件に別の文字列を追加するには、[Add](追加)ドロップダウンメニューをクリックします。
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[Add](追加)ドロップダウンメニューから、以下のオプションのいずれかを選択します:
- and:ルールが両方の文字列に一致するメッセージを検出する必要がある場合は、このオプションを選択します。
- or:ルールがいずれかまたは両方の文字列に一致するメッセージを検出する必要がある場合は、このオプションを選択します。
- and not:既存の文字列には一致するが、追加している文字列には一致しないメッセージを検出する必要があるルールの場合は、このオプションを選択します。
- [Add](追加)ドロップダウンメニューからオプションを選択すると、[Choose string](文字列を選択)ドロップダウンメニューが表示されます。このドロップダウンメニューから文字列を選択します。
- 条件に必要な全ての文字列を追加するまで、ステップ4~6を繰り返します。
最初の条件を作成した後には、ルールの追加条件を4つまで作成できます。新しい条件を作成するには、以下のステップに従って操作します。
- 別の条件を追加するには、[New Condition Group](新しい条件グループ)ドロップダウンメニューをクリックします。
- ドロップダウンメニューから、以下のオプションのいずれかを選択します:
- and:ルールが両方の条件に一致するメッセージを検出する必要がある場合は、このオプションを選択します。
- or:ルールがいずれかまたは両方の条件に一致するメッセージを検出する必要がある場合は、このオプションを選択します。
- and not:既存の条件には一致するが、追加している条件には一致しないメッセージを検出する必要があるルールの場合は、このオプションを選択します。
- 新しい条件のセクションで、条件に必要な文字列を選択し、文字列の関連性を選択します。
- ルールに必要な全ての条件を追加するまで、ステップ1〜3を繰り返します。
- [Save Rule](ルールを保存)をクリックしてルールを保存します。
カスタム条件の例を見るには、以下のスクリーンショットと詳細を参照してください。
このスクリーンショットでは、 「.pdf」、「.htm」、「.exe」の3つの文字列が作成されています。これらの3つの文字列は、ルールがメッセージを検出するために満たさなければならない2つのカスタム条件を作成するために使用されています。このルールで検出するためには、メッセージに「.pdf」と「.htm」の両方が含まれているか、「.exe」のみが含まれている必要があります。







