セキュリティの脅威から組織を保護するために、セキュリティ意識向上トレーニングをユーザーに受けてもらうことが重要です。セキュリティ意識向上トレーニングは、一般的なセキュリティの脅威についてユーザーに周知し、これらの脅威を受けることなく安全に業務を行うためのヒントを提供します。
最初のトレーニングキャンペーンでは、ソーシャルエンジニアリング、フィッシング、スピアフィッシング、スパム、マルウェア、ランサムウェアなどの一般的なセキュリティトピックを扱う包括的なモジュールをユーザーに受講させることをお勧めします。また、キャンペーンに通知を追加し、ユーザーにトレーニングについて周知して、トレーニングを期日までに受講するように促すことをお勧めします。
以下のセクションでは、初めてキャンペーンを作成する場合に追加することが推奨されるトレーニングコンテンツ、初めてのキャンペーンを作成する方法、キャンペーンに通知を追加する方法を参照できます。トレーニングキャンペーンの作成の詳細については、「トレーニングキャンペーンガイド」を参照してください。
おすすめのトレーニングコンテンツ
最初のキャンペーンを作成する前に、どのようなトレーニングコンテンツを追加するかを決めておくことをお勧めします。最初のキャンペーンでは、ソーシャルエンジニアリング、フィッシング、マルウェア、ランサムウェアなどの重要なセキュリティトピックを扱う包括的なトレーニングモジュールをユーザーに受講させることをお勧めします。KnowBe4セキュリティ意識向上トレーニングでは、これらすべてのトピックやその他のいくつかのトピックが含まれます。
このトレーニングについては、45分間のモジュールと15分間のモジュールを利用できます。45分間のモジュールを受講することをお勧めしますが、組織のニーズに合わせてどちらか一方を選択してください。ユーザーがモジュールを進めるときに、進捗状況が逐次保存されますので、一度にモジュール全体を完了する必要はありません。
このトレーニングモジュールのほかにも、ビデオ、ポスター、ゲームなど、さまざまなトレーニングコンテンツを利用できます。利用可能なすべてのトレーニングコンテンツについては、「ModStoreとライブラリのガイド」を参照してください。ユーザーの受講者ホーム(LX)の詳細については、「受講者ホーム(LX)ガイド」を参照してください。
最初のキャンペーンを作成する
ユーザーに割り当てるトレーニングコンテンツを決定したら、最初のトレーニングキャンペーンを作成できます。KnowBe4コンソールの[トレーニング]タブに移動して、トレーニングキャンペーンを作成します。次に、[+ トレーニングキャンペーンの作成]をクリックします。
[新しいトレーニングキャンペーンの作成]画面では、組織のトレーニングニーズに基づいてフィールドに情報を入力できます。この画面で利用可能な各フィールドの詳細については、「トレーニングキャンペーンの作成と管理」の記事の「トレーニングキャンペーンの作成」のセクションを参照してください。最初のトレーニングキャンペーンを作成するときに使用できる設定の例については、以下を参照してください。
- [キャンペーン名]:キャンペーンに分かりやすい名前を入力します(例:「セキュリティ意識向上トレーニング」)。
- [開始日]:キャンペーンを開始する日時とタイムゾーンを設定します。
- [終了日]:キャンペーンの終了日を設定します。[期間]を選択し、その期間を、2週間、3週間、4週間のいずれかに設定することをお勧めします。これにより、ユーザーがトレーニングを受けるのに十分な時間を確保できます。上のスクリーンショットでは、[期間]が[3週間]に設定されています。また、[期限後であっても課題の完了を許可する]チェックボックスをオンにすることをお勧めします。
- [コンテンツ]:[KnowBe4セキュリティ意識向上トレーニング]または同様の包括的なトレーニングモジュールを選択します。このトレーニングモジュールを推奨しているのは、セキュリティ意識向上トレーニングで最初に学ぶべき重要なセキュリティトピックを扱っているためです。おすすめのトレーニングコンテンツについては、上記の「おすすめのトレーニングコンテンツ」のセクションを参照してください。
- [グループの登録]:最初のキャンペーンでは、[全ユーザー]を選択して、全ての従業員を登録することをお勧めします。これにより、全てのユーザーが最初のセキュリティ意識向上トレーニングで重要なセキュリティトピックについて学習できます。ただし、特定のグループのみを登録する場合は、[特定グループ]を選択し、登録するグループを選択します。
- [新規ユーザーの自動登録を有効にする]:新規ユーザーを自動的にキャンペーンに登録する場合は、このチェックボックスをオンにします。ユーザーリストに追加された新入社員がこのトレーニングキャンペーンを受けることができるように、このチェックボックスをオンにすることをお勧めします。
- [+ 通知の追加]:このボタンをクリックして、トレーニングの通知を追加します。通知はいくつでも追加できますが、少なくとも[ようこそ]と[期日前のリマインダー]の通知を追加することをお勧めします。これらの通知を追加する方法については、以下の「キャンペーンに通知を追加する」のセクションを参照してください。通知の詳細については、「トレーニングキャンペーン通知の概要」の記事を参照してください。
これらの設定をニーズに合わせてカスタマイズし、通知を追加したら、ページの下部にある[キャンペーンの作成]をクリックします。
キャンペーンへの通知の追加
トレーニングキャンペーンを作成するときに、ユーザーにトレーニングの受講を促すための通知を追加できます。通知はいくつでも送信できます。
少なくとも、[ようこそ]の通知と[期日前のリマインダー]の通知をユーザーに送信することをお勧めします。これらの通知は、ユーザーがトレーニングに登録されたことを通知し、期日までにトレーニングを受講するように促すものです。
キャンペーンに[ようこそ]通知を追加するには、以下のフィールドに情報を入力します。
- [通知タイプ]:[ようこそ]を選択します。
- [ユーザー]:このチェックボックスをオンにすると、ユーザーに通知が送信されます。
- [テンプレートの選択]:このドロップダウンメニューをクリックし、この通知に使用するテンプレートを選択します。このドロップダウンメニューの[ようこそ(ユーザー)]のセクションからテンプレートを選択することをお勧めします。
- 目のアイコン:このアイコンをクリックして、通知をプレビューします。
- [保存]:このボタンをクリックして、通知の設定を保存します。
キャンペーンに[期日前のリマインダー]通知を追加するには、再度[+ 通知の追加]をクリックし、以下のフィールドに情報を入力します。
- [通知タイプ]:[期日前のリマインダー]を選択します。
- [ユーザー]:このチェックボックスをオンにすると、ユーザーに通知が送信されます。
- [テンプレートの選択]:このドロップダウンメニューをクリックし、この通知に使用するテンプレートを選択します。このドロップダウンメニューの[期日前のリマインダー(ユーザー)]のセクションからテンプレートを選択することをお勧めします。
- 目のアイコン:このアイコンをクリックして、通知をプレビューします。
- [保存]:このボタンをクリックして、通知の設定を保存します。