Microsoft OutlookでPhish Alertボタン(PAB)を使用する方法
Phish Alertボタン(PAB)は、フィッシングメールなど悪意のある可能性のあるメールを報告できるツールです。悪意のある可能性があるメールをPABを使用して報告することで、組織をサイバー攻撃から保護できます。
以下のリンクをクリックして、どのような場合にPABを使用するのか、PABの使用方法、PABを使用する理由について参照してください。
リンク先:
PABはどのような場合に使用するのか?
疑わしいメールやフィッシングの可能性があるメールを受信した場合、PABを利用して報告する必要があります。PABを使用してメールを報告すると、そのメールは自動的に受信トレイから削除され、ITセキュリティチームに転送されます。
スパムメールやマーケティングメールについては、PABを使用して報告するべきではありません。これらのタイプのメールはそのまま削除したり、送信者または送信者のメールドメインをブロック対象リストに追加したりできます。
PABの使用方法
あなたの組織では、Microsoft Outlook用のPABがインストールされており、受信トレイにPABが表示されているはずです。PABは、Microsoft Outlookクライアントの上部にアイコンとして表示されたり、メールを開いたときにクリックできるタブとして表示されることがあります。
Microsoft OutlookクライアントにPABが表示される場所に応じて、以下のサブセクションの手順に従ってPABを使用します。
PABアイコン
Microsoft Outlookクライアントの上部にPABがアイコンとして表示される場合、以下の手順でメールを報告します。
- 報告するメールを開きます。
- メールを開いたまま、ページの右上にある[Phish Alert]ボタンをクリックします。
- 表示されるプロンプトで、メールを報告する場合は[はい]をクリックします。メールを報告しない場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。
PABの[Phish Alert]タブ
開いたメールの[Phish Alert]タブとしてPABが表示される場合、以下の手順でメールを報告します。
- 報告するメールを開きます。
- 開いたメールの[Phish Alert]タブをクリックします。
- 表示されるプロンプトで、[Phish Alert]ボタンをクリックしてメールを報告します。
PABを使用する理由
攻撃が疑われるメールをPABを使用して報告することで、組織をセキュリティの脅威から保護できます。報告されたメールはITセキュリティ組織に送信されて分析されます。これにより、従業員が受け取る可能性があるフィッシングメールについて、ITセキュリティチームに情報を提供できます。ITセキュリティチームが潜在的な脅威を認識することができれば、将来的な攻撃から組織を保護できます。
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