トレーニングキャンペーンの使用方法
KnowBe4コンソールの[トレーニング]タブでは、トレーニングキャンペーンの作成、トレーニング通知テンプレートの編集、ユーザー承認ポリシーの準備、およびトレーニングレポートの表示を行うことができます。 トレーニングキャンペーンは、受講者ホームでユーザーのトレーニングコンテンツをカスタマイズして管理するために使用されます。
トレーニングキャンペーンの作成と管理の詳細については、以下のリンクを参照してください。また、チュートリアルビデオのページでは、トレーニング関連のビデオを視聴できます。
リンク先:
トレーニングキャンペーンの準備
トレーニングキャンペーンの作成
トレーニングキャンペーンの管理と編集
個々のキャンペーンの概要
トレーニングキャンペーンの準備
トレーニングキャンペーンを作成する前に、まず以下を実施することをお勧めします。
- 「受講者ホームガイド」を使用して、受講者ホーム(LX)をカスタマイズします。
- ユーザーに承認してもらうポリシーがある場合は、KnowBe4のコンソールに追加します。この手順については、「ポリシーの作成と管理」を参照してください。
- ModStoreの記事を参考にして、トレーニングコンテンツを自分のライブラリに追加します。また、「カスタムコンテンツのアップロード」の説明に従って、ユーザー独自のコンテンツをアップロードできます。
- あらかじめ設定されているトレーニング通知を確認したり、自分の好みに合わせてカスタマイズしたりできます。操作手順については、 「トレーニングキャンペーンの通知」および「トレーニング通知のカスタマイズ」を参照してください。
トレーニングキャンペーンの作成
トレーニングキャンペーンを作成するには、KnowBe4コンソールの[トレーニング]タブに移動します。次に右上隅にある[+ トレーニングキャンペーンの作成]ボタンをクリックして、キャンペーンの作成画面を開きます。
キャンペーンを作成するために必要なフィールドは、[キャンペーン名]、 [コンテンツ]、および[グループの登録]フィールドのみです。ただし、キャンペーンの設定を自由にカスタマイズすることをお勧めします。キャンペーンの設定が完了したら、[キャンペーンの作成]をクリックします。
次のいずれかのヘッダーをクリックすると、各オプションの詳細情報が表示されます。
キャンペーンには、「在宅勤務用トレーニング」や「補習トレーニング」などのわかりやすい名前を付けましょう。この名前はコンソールの他の領域でも表示されますので、キャンペーンの目的や範囲を把握するのに役立ちます。
登録済みのユーザーの[トレーニング]タブや一部のトレーニング通知にこのキャンペーン名が表示されます。
このキャンペーンを開始する必要がある日時を設定します。これは特に、事前にキャンペーンを作成しておきたい場合に便利です。
フィッシングキャンペーンでは、 [アカウント設定]で設定されたタイムゾーンがデフォルトで使用されます。キャンペーンを別のタイムゾーンに合わせる場合は、ドロップダウンメニューから使用するタイムゾーンを選択できます。
このトレーニングをいつまでに完了する必要があるかを選択します。終了日には次の3つのオプションがあります。
- [特定の日付]:このキャンペーンを終了する特定の日時を選択します。ユーザーがキャンペーンに登録した日時に関わらず、この日までにトレーニングを修了する必要があります。
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[実質的な期間](推奨):このオプションは、ユーザーが登録された日時に基づいて期日を設定します。この期間は、日、週、または月単位で設定できます。
- たとえば、あるユーザーが3月1日にトレーニングに登録され、実質的な期間が3週間に設定されている場合、そのユーザーは3月21日までにトレーニングを修了しなければなりません。
- [終了日なし]:期日を設定せずにキャンペーンを作成する場合は、このオプションを選択します。最良の結果を得るために、このオプションは修了する必要のないトレーニングに使用してください。修了する必要があるトレーニングについては、特定の日付や実質的な期間を設定することをお勧めします。
注:
キャンペーンの開始後に終了日を変更すると、終了日を基準とするトレーニング通知が影響を受けます。たとえば、[期日前のリマインダー]通知を使用している場合、この通知が送信された後に終了日を延長すると、ユーザーに追加のリマインダーメールが送信されますが、これは意図した通りの動作です。

この設定の詳細については、「トレーニング期日の変更方法」を参照してください。
[コンテンツ]ドロップダウンメニューを使用して、ユーザーが承認するポリシーまたはライブラリに追加されたトレーニングコンテンツを選択します。
このドロップダウンメニューでは、縦横にスクロールしたり、タイトル、期間、公開日で並べ替えたりすることができます。デフォルトでは、廃止済のトレーニングコンテンツは表示されません。廃止済みのコンテンツを表示するには、[廃止済みのコンテンツを含める]チェックボックスをクリックします。
必要なコンテンツを選択したら、ドロップダウンでクリックして、コンテンツリストを表示します。タイトルをドラッグ&ドロップして、ユーザーに表示する順番にコンテンツを変更することができます。
キャンペーンを開始すると、コンテンツを追加または削除することはできません。保存する前に、必要なトレーニングやポリシーがすべて含まれていることを確認してください。コースに追加し忘れた場合は、別のトレーニングキャンペーンを使用してコンテンツをユーザーに割り当てることができます。
[コンテンツアンケートを有効にする]チェックボックスが選択されていると、ユーザーが課題を修了すると毎回にアンケートに回答するように求められます。アンケートを有効にすることで、ユーザーの意見を理解し、トレーニング戦略の効果を確認できます。詳細については、「アンケートの使用方法」を参照してください。
[グループの登録]ドロップダウンメニューを使用して、このキャンペーンに登録する特定のグループを選択します。すべてのユーザーを登録するには、[全ユーザー]ボタンをクリックします。
[新規ユーザーの自動登録を有効にする]チェックボックスをクリックすると、登録済みのグループにユーザーが追加されるときに、これらのユーザーをこのキャンペーンに自動的に登録します。
[全ユーザー]を選択した場合は、キャンペーン開始後にコンソールに追加されたユーザーは、自動的にこのキャンペーンに登録されます。
[補習トレーニングの進捗のリセットを有効にする]は、補習トレーニングキャンペーンにのみ使用してください。 有効にすると、このキャンペーンに再登録されたユーザーの元のトレーニングの進捗状況がリセットされます。
このトレーニングを修了したユーザーを、特定のグループに追加することができます。この操作を実行するには、[受講済みユーザーを追加するグループ]ドロップダウンメニューから目的のグループを選択します
ユースケースの例については、こちらの記事を参照してください。
このトレーニングを修了したユーザーを、特定のグループから除外するオプションがあります。この操作を実行するには、[受講済みユーザーを削除するグループ] ドロップダウンメニューから目的のグループを選択します
ユースケースの例については、こちらの記事を参照してください。
ユーザー、マネージャー、およびアカウントの管理者に自動通知を送信するオプションを利用できます。送信できるトレーニング通知数には制限はありません。キャンペーンに関する通知を送信するには、[+通知の追加]ボタンをクリックします。
通知オプションの概要は以下を参照してください。このセクションの詳細については、「トレーニングキャンペーン通知」の記事を参照してください。
- [通知タイプ]ドロップダウンメニューから、通知を送信するタイミングを選択します。[ようこそ]、[登録後のリマインダー]、[期日前のリマインダー]、[キャンペーン修了]、[期日オーバー]から選択します。
- [受信者とテンプレートの選択]セクションでは、適切なチェックボックスをクリックして、通知を受信するユーザーを選択します。[ユーザー」、[マネージャー]、[管理者]、またはこれらのオプションを組み合わせたものから選択します。次に、ドロップダウンメニューを使用して、各受信者タイプに送信する通知テンプレートを選択します。フィールドの右にある目のアイコンをクリックすると、選択したテンプレートをプレビューできます。
- [パスワードを使わないログイン]をトレーニングに使用している場合は、「パスワードを使わない」と表示されているトレーニング通知を必ず選択してください。
- [トレーニング通知テンプレートの管理]リンクをクリックすると、利用可能な通知テンプレートが新しいウィンドウに表示されます。利用可能な複数のメールテンプレートがありますので、その中から選択してください。また、用意されている通知をカスタマイズしたり、独自の通知を作成したりできます。
- 選択した通知に問題がなければ、[保存]ボタンをクリックします。別の通知を追加するには、[+通知の追加]をもう一度クリックします。
トレーニングキャンペーンの管理と編集
フィッシングキャンペーンを管理するには、KnowBe4コンソールの[トレーニング]タブを開き、[キャンペーン]サブタブをクリックします。
- [アクティブ]、[非アクティブ]、または[全て]をクリックして、表示するキャンペーンをフィルタリングします。
- この表では、トレーニングキャンペーンが名前別に表示されます。各キャンペーンでは、登録されているグループ、追加されているコンテンツ、トレーニングを完了したユーザーの割合などを確認できます。
- キャンペーン名をクリックすると、各キャンペーンの詳細が表示されます。詳細については、下記の「個々のキャンペーンの概要」を参照してください。
- 右端の列のドロップダウン矢印をクリックすると、キャンペーンで利用可能なアクションが表示されます。表示されるアクションは以下の通りです。
-
編集:[編集]をクリックすると、 キャンペーン作成画面のような[トレーニングキャンペーンの編集]画面が表示されます。必要に応じてオプションを編集し、ページの下部にある[キャンペーンのアップデート]をクリックして変更内容を保存します。グレーアウトされているオプションは変更できません。
- 自動通知を編集または追加しても、これらの通知が遡って送信されることはありません。たとえば、「ようこそ」の通知を追加しても、すでにこのトレーニングに登録されていたユーザーがこの新しい通知を受け取ることはありません。進行中のキャンペーンについて新しい通知を送信する場合は、手動でトレーニング通知を使用することをお勧めします。
- クローン:[クローン]をクリックして、既存のキャンペーンのコピーを作成します。新しいキャンペーンの設定やコンテンツは元のキャンペーンと同じになりますが、開始時間が変更され、キャンペーンの名前に「クローン」の文字が追加されます。[クローン]をクリックすると、キャンペーンの編集画面が表示され、コピーされたキャンペーンを保存する前に、キャンペーン名やその他の設定を変更できます。
- 閉じる:[閉じる]をクリックすると、キャンペーンが終了し、ユーザーのトレーニング修了データが保存されます。終了したキャンペーンは、非アクティブとして表示されます。
- 削除:[削除]をクリックすると、トレーニングキャンペーンと関連するすべてのデータが完全に削除されます。これには、登録されたすべてのユーザーのトレーニング修了データが含まれます。
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編集:[編集]をクリックすると、 キャンペーン作成画面のような[トレーニングキャンペーンの編集]画面が表示されます。必要に応じてオプションを編集し、ページの下部にある[キャンペーンのアップデート]をクリックして変更内容を保存します。グレーアウトされているオプションは変更できません。
個々のキャンペーンの概要
[キャンペーン]タブで、キャンペーン名をクリックすると、[キャンペーン概要]ページが表示されます。このトピックの詳細については、以下の情報を参照するか、「トレーニングキャンペーンの監視」ビデオをご覧ください。
- ユーザー:[ユーザー]タブでは、トレーニングキャンペーン全体の各ユーザーとその進捗状況を示す詳細なレポートが表示されます。また、ユーザーの進捗状況を手動で調整したり、通知を送信したり、修了証明書をダウンロードしたりすることもできます。詳細については、「ユーザートレーニングの進捗状況」の記事を参照してください。
- 調査結果:[調査結果]タブは、トレーニングキャンペーンでコンテンツアンケートを有効にしている場合のみ表示されます。このタブには、これらのアンケートの結果が表示されます。詳細情報については、こちらの記事を参照してください。
- キャンペーンコンテンツ:ここでは、キャンペーンに含まれるすべてのコンテンツのリストと、各コンテンツの完了率が表示されます。
- 受講者の進捗状況:[ユーザー]タブと同じように、[受講者の進捗状況]ボタンをクリックすると、そのトレーニング課題の詳細なユーザーレポートが表示されます。詳細については、「ユーザートレーニングの進捗状況」の記事を参照してください。
- アセスメント結果:[アセスメント結果]ボタンは、SAPA(セキュリティ意識レベルの実力評価)またはSCS(セキュリティカルチャー評価)が割り当てられている場合にのみ表示されます。このボタンをクリックすると、アセスメントの結果が表示されます。詳細情報については、こちらの記事を参照してください。
- ユーザー通知:[ユーザー通知]ボタンをクリックして、ユーザー、マネージャー、またはアカウント管理者にトレーニングの通知を手動で送信します。
- キャンペーンサマリー:[キャンペーンサマリー]セクションは、キャンペーン内のすべてのコンテンツを修了したユーザーの修了状況グラフが表示されます。このセクションには、ステータス、開始日、期間、ユーザー数、自動登録オプション、およびスケジュール通知も表示されます。
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