CSVファイルを使用したユーザーのインポート
[CSVのインポート]機能を使用して、ユーザーを一括でインポートしたり、ユーザー情報を追加/変更したりできます。CSVファイルを使用してユーザーをインポートする方法については、以下のセクションを参照してください。
リンク先:
CSVファイルを使用してユーザーをインポートする方法
CSVファイルをインポートするときのヒント
CSVファイルを使用してユーザーをインポートする方法
ユーザーをCSVファイルでインポートするには、以下のステップに従って操作します。
- インポートするCSVファイルを用意します。CSVファイルの必須フィールドとオプションフィールドについては、この記事の「利用可能なユーザー情報フィールド」のセクションを参照してください。Microsoft Excelを使用してCSVファイルを作成する場合は、必ずCSVファイルをUTF-8フォーマットで保存してください。
重要:CSV files encoded with byte order mark (BOM) are not supported.
- KnowBe4コンソールにログインし、[ユーザー] > [ユーザーのインポート] > [CSVのインポート]に移動します。
- [参照]ボタンをクリックして、CSVファイルを選択します。
- CSVファイルのインポートについて管理者に通知する場合は、[インポート完了時に通知]ドロップダウンメニューから管理者名を選択します。デフォルトでは、ユーザーがインポートされると、全管理者にメールが送信されます。
- このインポートの通知を受信する場合、[重要な通知の送信](ユーザーのメールアドレス)にチェックボックスをオンにします。
- 設定を更新したら、ページ下部にある[ユーザーのインポート]ボタンをクリックします。
CSVファイルをインポートするときのヒント
CSVファイルを使用してユーザーをインポートする場合は、以下のセクションのヒントを参照してください。
サンプルCSVファイルのダウンロード
CSVファイルをお持ちでない場合は、KnowBe4コンソールからサンプルのCSVファイルをダウンロードできます。CSVファイルをダウンロードするには、以下のステップに従って操作します。
- KnowBe4コンソールにログインし、[ユーザー] > [ユーザーのインポート] > [CSVのインポート]に移動します。
- ページの右側にある青いボックスで、使用するCSVファイルのリンクをクリックします。メールアドレスのみを含むCSVファイル、メールアドレスとグループメンバーを含むCSVファイル、すべてのフィールドを含むCSVファイルのいずれかを選択できます。
- 使用するCSVファイルのリンクをクリックしたら、[CSVサンプルのダウンロード]をクリックします。
必須フィールド
CSVファイルの[Email]フィールドには必ずデータを入力してください。[Email]フィールドはCSVファイルで指定する必要がある唯一の必須フィールドです。
ユーザーを初めてインポートする場合、[First Name]フィールドにユーザーの「名」を、[Last Name]フィールドにユーザーの「姓」を追加することをお勧めします。その他のフィールドは使用している場合のみ、インポート時に入力してください。
許可ドメイン
CSVファイルを正しくインポートするには、CSVファイルに含まれるメールアドレスが許可されているいずれかのドメインと一致する必要があります。
複数のドメインをユーザーが利用している場合は、これらのドメインをアカウントに追加してから、これらのユーザーのフィッシングテストやトレーニングを開始する必要があります。詳細については、「許可ドメインの追加と検証方法」の記事を参照してください。
ユーザー情報の更新
ユーザーの情報を更新するには、CSVファイルをインポートします。このCSVファイルをインポートすると、新しいデータが追加されたり、データが更新されたりします。
注:Only use headers for the fields that you would like to overwrite.セルを空のままにすると、この操作によりコンソールで一致するユーザー情報が消去されます。ただし、セルの内容を空にしてユーザー情報を一括で削除できます。
また、この方法で、既存または新規のグループにユーザーを追加もできます。グループの追加の詳細については、次の「利用可能なユーザー情報フィールド」のセクションを参照してください。
追加のCSVファイルをインポートしても、ユーザーの履歴は削除されません。
利用可能なユーザー情報フィールド
CSVファイルのインポート機能により、ユーザーを一括インポートし、これらのユーザーに関する情報を追加できます。
使用できるCSVフィールドの詳細については、以下の表を参照してください。
Microsoft ExcelスプレッドシートをCSVファイルとしてエクスポートすると、セル内のカンマ区切りのテキストに自動的に引用符が追加されます。CSVファイルが、下記のフォーマット要件に適合しているかどうかを必ず確認してください。
CSVファイルインポートのフィールド |
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CSVファイルフィールド | 詳細 | フォーマット要件 | 文字制限 | ||||||||
Email (Required) |
ユーザーの勤務先のメールアドレス。
注:これは、CSVファイルをインポートする場合の唯一の必須フィールドです。
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youruser@yourdomain.com yahoo.comやgmail.comなどの個人用のメールドメインは使用できません。 メールのドメインは、お客様のアカウントで許可されているドメインと一致する必要があります。詳細については、「許可ドメインの追加と検証方法」の記事を参照してください。 |
該当なし
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||||||||
First Name |
ユーザーの名前。 |
該当なし |
0~255文字 |
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Last Name |
ユーザーの姓。 |
該当なし |
0~255文字 |
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Phone Number |
AIDAなどの追加機能を使用する場合は、ユーザーの電話番号を追加します。 AIDAを使用しない場合は、この情報は必要ありません。 |
米国内のユーザーには、市外局番が必要です。以下のいずれかのフォーマットオプションを使用できます。
米国外のユーザーには、以下のようなE.164の仕様に合わせて電話番号をフォーマットする必要があります。
|
該当なし |
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Extension |
ユーザーの電話の内線番号。 |
該当なし |
0~255文字 |
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Group |
このユーザーを新規または既存のグループに自動的に追加するには、[Group]フィールドを使用します。 |
グループ名は2~64文字で入力してください。既存のグループにユーザーを追加する場合は、既存のグループ名と正確に一致させる必要があります。 [Group]の詳細については、後述の「[Group]フィールドの使用」のセクションを参照してください。 |
2~64 |
||||||||
Location |
ユーザーの場所。 |
該当なし |
0~255文字 |
||||||||
Division |
ユーザーの部門。 |
該当なし |
0~255文字 |
||||||||
Manager Name |
ユーザーのマネージャー名。 |
該当なし |
0~255文字 |
||||||||
Manager Email |
ユーザーのマネージャーのメールアドレス。 |
managername@yourdomain.com yahoo.comやgmail.comなどの個人用のメールドメインは使用できません。 メールのドメインは、お客様のアカウントで許可されているドメインと一致する必要があります。詳細については、「許可ドメインの追加と検証方法」の記事を参照してください。 |
該当なし |
||||||||
Employee Number |
ユーザーの従業員番号。 |
該当なし |
0~255文字 |
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Job Title |
ユーザーの役職。 |
該当なし |
0~255文字 |
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Password |
ユーザーのオプションのパスワードを追加します。 |
最小文字数は、[アカウント設定]で設定されているパスワードの最小文字数によって異なります。 セキュリティを強化するため、多要素認証を利用することをお勧めします。
注:特別なケースを除いて、パスワードを追加することは推奨されません。ユーザーが初めて自分のアカウントにログインするときには、自分のパスワードを設定するように要求されます。ユーザーがパスワードを設定するように選択する場合、[管理者によって設定された初期パスワードをリセットするようにユーザーに要求する]チェックボックスを選択することをお勧めします。これにより、ユーザーは最初のログイン後にパスワードを再設定する必要があります。
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8~128文字 |
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Mobile Number |
AIDAなどの追加機能を使用する場合は、ユーザーの携帯電話の番号を追加します。 AIDAを使用しない場合は、この情報は必要ありません。 |
米国内のユーザーには、市外局番が必要です。以下のいずれかのフォーマットオプションを使用できます。
米国外のユーザーには、以下のようなE.164の仕様に合わせて電話番号をフォーマットする必要があります。
|
該当なし |
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Provisioning Managed |
ユーザープロビジョニングを使用している場合は、このフィールドを使用して、ユーザープロビジョニングで管理するユーザーを設定できます。 ユーザープロビジョニングの詳細については、「Active Directory統合(ADI)設定ガイド」または「SCIM設定ガイド」を参照してください。 |
FALSE = ユーザープロビジョニングによって管理されていません。IDプロバイダがユーザー情報を変更しても、それらの変更はKnowBe4コンソールに存在するユーザーには影響しません。 TRUE = ユーザープロビジョニングによって管理されています。IDプロバイダがユーザー情報を変更すると、それらの変更によりKnowBe4コンソールに存在するユーザー情報が自動的に更新されます。 |
該当なし |
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Date Format |
ユーザーが希望する日時フォーマット。 注:Date Formatは、編集できなくなりました。このフィールドは、割り当てられたフィッシングおよびトレーニングキャンペーンでユーザーが選択した言語に合わせて表示されます。詳細については、「ローカライズガイド」を参照してください。 |
該当なし |
該当なし |
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Risk Booster |
このユーザーにリスクブースターを追加します。 リスクブースターの詳細については、「リスクブースターガイド」を参照してください。 |
ユーザーのリスクブースターに対して[低い]、[通常]、[高い]、[最も高い]を設定します。 また、[リスクがかなり低いユーザー]、[リスクが高いユーザー]、または[リスクが最も高いユーザー]を入力として使用もできます。 |
該当なし |
||||||||
Organization |
ユーザーの組織。 |
該当なし |
0~255文字 |
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Department |
ユーザーの部署。 |
該当なし |
0~255文字 |
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Language |
ユーザーの母国語。 |
このエントリはModStoreで利用可能な既存の言語と一致している必要があります。 ここをクリックして、利用可能な言語のリストをダウンロードできます。 |
該当なし |
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Comment |
オプションのコメント。 |
該当なし |
0~1024文字 |
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Employee Start Date |
ユーザーが勤務を開始した日付。 |
次のいずれかのフォーマットを使用できます。 M/D/YY - 例:6/1/18 時刻を入力しない場合、このフィールドはデフォルトでAM9:00になります。タイムゾーンは、[アカウント設定]のデフォルトのタイムゾーンが適用されます。 |
該当なし |
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Custom Field 1 Custom Field 2 Custom Field 3 Custom Field 4 |
ユーザー向けに最大4つのカスタムエントリフィールドを追加できます。 |
該当なし |
0~255文字 |
||||||||
Custom Date 1 Custom Date 2 |
ユーザー向けに最大で2つのカスタム日付を追加できます。 |
次のいずれかのフォーマットを使用できます。 M/D/YY - 例:6/1/18 [Custom date]フィールドには時刻は含まれません。ただし、上記の例のようにインポートした場合、システムは追加された日付を受け入れます。 |
該当なし |
||||||||
Time zone |
ユーザーのタイムゾーン。 |
例:
ここをクリックして、全てのタイムゾーンのリストを適切なフォーマットでダウンロードできます。 また、以下のタイムゾーンを使用することもできます。必ず括弧をつけてください。(GMT+12:00) |
該当なし |
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Admin Console Language |
KnowBe4の管理コンソールにアクセスするときに使用するユーザーの言語。 |
ローカライズガイドに掲載されているいずれかの言語コードを使用します。 注:ユーザーの管理コンソール言語は手動で更新できますが、管理コンソールの言語を一括で更新することはできません。詳細については、「ローカライズガイド」の「ユーザーごとの言語設定」のセクションを参照してください。 |
該当なし |
||||||||
Phishing Language |
ユーザーのフィッシングセキュリティテストのメールで使用する言語。 |
該当なし |
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Training Language |
ユーザーのトレーニングのコンテンツや通知で使用する言語。 |
ローカライズガイドに掲載されているいずれかの言語コードを使用します。 注:ユーザーのトレーニング言語は手動で更新できますが、トレーニング言語を一括で更新することはできません。詳細については、「ローカライズガイド」の「ユーザーごとの言語設定」のセクションを参照してください。 |
該当なし |
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Email Alias |
ユーザーの代替メールアドレス。これらのメールアドレスは、パスワードまたはSAMLシングルサインオンによるログインに使用できます。 複数のエイリアスを1行にまとめてインポートできるように、[Email Alias]ヘッダーを[Email Aliases]に置き換えます。 |
yahoo.comやgmail.comなどの個人用のメールドメインは使用できません。 メールのドメインは、お客様のアカウントで許可されているドメインと一致する必要があります。詳細については、「許可ドメインの追加と検証方法」の記事を参照してください。 [Email Aliases]ヘッダーを使用している場合、エイリアスはカンマで区切り、引用符で囲む必要があります。例、 "example1@knowbe4.com,example2@knowbe4.com"。 [Email Alias]と[Email Aliases]の両方が同じCSVファイルのヘッダーとして使用されている場合、[Email Aliases]は無視されます。 ユーザーに割り当てられたすべてのエイリアスを削除するには、[Email]フィールドに*clear-all-aliases*の構文を入力します。 注:割り当てられたエイリアスをすべて消去する機能は、[Email Aliases]フィールドでは動作しません。 |
該当なし |
[Group]フィールドの使用
[Group]フィールドを使用して、このユーザーを新規または既存のグループに自動的に追加できます。存在しないグループ名を入力すると、CSVファイルをインポートする時に自動的にグループが作成されます。
あるユーザーを複数のグループに追加する場合は、そのユーザーの最初のエントリをコピーアンドペーストします。次に、[Group]フィールドを変更して、そのユーザーを別のグループに追加します。ユーザーを追加するグループごとに、この作業を繰り返す必要があります。例えば、あるユーザーを5つのグループに追加する場合、CSVファイルの5行にそのユーザーを追加し、各行に異なるグループを指定します。その他の情報はすべて同じにします。
また、1行に複数のグループをインポートすることもできます。複数のグループを1行にまとめてインポートするには、[Group]ヘッダーを[Groups]に置き換えます。[Groups]ヘッダーを使用する場合は、グループ名をカンマで区切る必要があります。例えば、Group1,Group2のように指定します。[Group]と[Groups]の両方が同じCSVファイルのヘッダーとして使用されている場合、[Groups]は無視されます。
ユーザーに割り当てられたすべてのグループをクリアするには、[Group]フィールドに*clear-all-groups*の構文を入力します。
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