メールやランディングページのカスタマイズ
KMSATコンソールではさまざまなフィッシングメールやランディングページをあらかじめ用意していますが、ユーザー自身でフィッシングメールやランディングページを作成および管理することも可能です。自社独自のフィッシングメールやランディングページをカスタマイズする方法については、以下のセクションを参照するか、「フィッシングテンプレートとランディングページのカスタマイズ」のビデオをご覧ください。
リンク先:
フィッシングメールテンプレートの管理
フィッシングテンプレートに画像をアップロードできないのはどうしてですか?
フィッシングメールテンプレートの管理
KMSATコンソールでは、フィッシングメールテンプレートを管理したり、Knowbe4が提供するテンプレートを表示したりできます。フィッシングメールのテンプレートを管理するには、以下のステップに従って操作します。
- KMSATコンソールで、[フィッシング]タブに移動します。
- [メールテンプレート]を選択します。
- 表示するテンプレートのセクションを選択します。ここでは、[テンプレート]、[システムテンプレート]、[コミュニティテンプレート]の3つのセクションから選択できます。これらの各テンプレートセクションの詳細については、この記事の以下のサブセクションを参照してください。
マイテンプレート
[マイテンプレート]セクションでは、自身で作成または編集したすべてのテンプレートや、自身で追加したカスタムテンプレートカテゴリを表示したり、新しいテンプレートを作成したりできます。[マイテンプレート]セクションの詳細については、以下のスクリーンショットとリストを参照してください。
- [下書き]:[下書き]カテゴリは、新しく作成したテンプレートがデフォルトで保存されるカテゴリです。ただし、フィッシングキャンペーンを作成するときには、このカテゴリのメールテンプレートは選択できません。カスタムテンプレートをフィッシングキャンペーンで使用するには、テンプレートを[下書き]カテゴリから他のカテゴリに移動する必要があります。[下書き]カテゴリから他のカテゴリにテンプレートを移動するステップについては、この記事の「[下書き]カテゴリからのテンプレートの移動」のサブセクションを参照してください。
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カテゴリのオプション:カテゴリ名にカーソルを合わせるとこれらのアイコンが表示されます。次のオプションを利用できます。
- [編集]:鉛筆のアイコンをクリックすると、カテゴリ名を編集できます。
- [削除]:ゴミ箱のアイコンをクリックすると、カテゴリを削除できます。削除されたカテゴリに含まれていたテンプレートは、[下書き]カテゴリに戻されます。
- [非表示]:このトグルをオンにすると、[マイカテゴリ]リストからカテゴリを削除できます。フィッシングキャンペーンでは、非表示のカテゴリのテンプレートは使用できません。テンプレートカテゴリを非表示にする方法の詳細については、「使用しないテンプレートやカテゴリを非表示にする方法」の記事を参照してください。
- [+ 新しいカテゴリの追加]:このボタンをクリックして、新しいカテゴリを作成できます。このボタンをクリックしたら、カテゴリの名前を入力して、[保存]をクリックします。
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[選択されたテンプレート]:テンプレート名の横にあるチェックボックスを選択すると、セクションの上部に[選択されたテンプレート]ヘッダーが表示されます。このヘッダーから、選択されたテンプレートを移動、共有、および削除できます。これらの各アクションの詳細については、以下のリストを参照してください。
- [共有]:矢印のアイコンをクリックすると、選択したテンプレートをコミュニティに登録できます。全てのテンプレートは、[コミュニティテンプレート]に追加される前に調整されます。
- [エクスポート]:上向き矢印のアイコンをクリックして、選択したテンプレートのCSVファイルをエクスポートできます。
- [削除]:ゴミ箱のアイコンをクリックすると、選択されたテンプレートを完全に削除できます。
- [カテゴリに移動]:このドロップダウンメニューをクリックすると、選択したテンプレートを別のカテゴリに移動できます。カテゴリを選択し、[移動]をクリックします。
- [テンプレート名]:テンプレートの名前をクリックすると、WYSIWYGエディタでテンプレートが開きます。
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アクション:この列では、テンプレートをプレビュー、非表示、および表示できます。これらのアクションの詳細については、以下のリストを参照してください。
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[テンプレートプレビュー]:目のアイコンをクリックすると、テンプレートをプレビューできます。このアイコンをクリックすると、ポップアップウィンドウが開き、ユーザーの受信トレイでテンプレートがどのように表示されるかを確認できます。テンプレートをプレビューするときには、テンプレートプレビューウィンドウの右上隅に[テストメールを自分に送信]ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、プレビューしているテンプレートの例が自分のメールアドレスに送信されます。
注:ホワイトリスト登録の権限をテストするために、[テストメールを自分に送信]ボタンを使用してことは推奨されません。このボタンを使用して送信されるテストメールは、フィッシングキャンペーンのメールのように見えますが、キャンペーンメールと同じ全ての機能が追加されているわけではありません。ホワイトリスト登録に関する詳細なテストを実行するには、「クイックスタート実施ガイド」に記載されているように、テストフィッシングキャンペーンを作成することをお勧めします。 - [テンプレートを非表示/テンプレートを表示]:このトグルをクリックすると、テンプレートが表示されなくなり、フィッシングキャンペーンにおけるこのテンプレートの使用が無効になります。テンプレートを非表示にする方法の詳細については、「使用しないテンプレートやカテゴリを非表示にする方法」の記事を参照してください。
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[テンプレートプレビュー]:目のアイコンをクリックすると、テンプレートをプレビューできます。このアイコンをクリックすると、ポップアップウィンドウが開き、ユーザーの受信トレイでテンプレートがどのように表示されるかを確認できます。テンプレートをプレビューするときには、テンプレートプレビューウィンドウの右上隅に[テストメールを自分に送信]ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、プレビューしているテンプレートの例が自分のメールアドレスに送信されます。
- 検索:[検索]バーでは、テンプレートのタイトルに含まれるキーワードを入力し、特定のテンプレートを検索できます。また、テーブルヘッダーをクリックしてテンプレートを並び替えることもできます。
- [+ フィッシングテンプレートの作成]:このボタンをクリックすると、[新しいフィッシングメールテンプレート]ウィンドウが開きます。
システムテンプレート
[システムテンプレート]セクションでは、フィッシングキャンペーンに使用できるプロフェッショナルが作成したテンプレートを見つけることができます。また、これらのテンプレートを編集して、自社の組織に合わせてカスタマイズできます。[システムテンプレート]セクションの詳細については、以下のスクリーンショットとリストを参照してください。
- [システムカテゴリ]:このメニューでは、タイプおよび言語別にプロフェショナルが作成したテンプレートを見つけることができます。カテゴリを選択すると、そのカテゴリに含まれるフィッシングメールテンプレートのリストが表示されます。
- [非表示]:このトグルをクリックすると、カテゴリが表示されなくなり、フィッシングキャンペーンでこのカテゴリを使用できなくなります。テンプレートカテゴリを非表示にする方法の詳細については、「使用しないテンプレートやカテゴリを非表示にする方法」の記事を参照してください。
- [選択されたテンプレート]:カスタムカテゴリに追加するテンプレートの横にあるチェックボックスを選択すると、セクションの上部に[選択されたテンプレート]ヘッダーが表示されます。テンプレートを追加するカテゴリを選択し、[追加]をクリックします。
- [テンプレート名]:テンプレートの名前をクリックすると、WYSIWYGエディタでテンプレートが開きます。システムテンプレートの1つを編集すると、テンプレートのコピーが作成されます。元のシステムテンプレートは変更されません。保存すると、編集したテンプレートは[マイテンプレート]の[下書き]カテゴリに追加され、編集前のテンプレートは[システムテンプレート]セクションにそのまま残ります。
- [並び替え]:列のヘッダーをクリックすると、テンプレートを並べ替えることができます。フィッシングテストの難易度で並び替えることで、フィッシングテストの難易度別にテンプレートを見つけたり、日付によって並び替えることでカテゴリに含まれる最新のテンプレートを見つけたりできます。
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アクション:この列では、テンプレートをプレビュー、非表示、および表示できます。これらのアクションの詳細については、以下のリストを参照してください。
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[テンプレートプレビュー]:目のアイコンをクリックすると、テンプレートをプレビューできます。このアイコンをクリックすると、ポップアップウィンドウが開き、ユーザーの受信トレイでテンプレートがどのように表示されるかを確認できます。 テンプレートをプレビューするときには、テンプレートプレビューウィンドウの右上隅に[テストメールを自分に送信]ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、プレビューしているテンプレートの例が自分のメールアドレスに送信されます。
注:ホワイトリスト登録の権限をテストするために、[テストメールを自分に送信]ボタンを使用してことは推奨されません。このボタンを使用して送信されるテストメールは、フィッシングキャンペーンのメールのように見えますが、キャンペーンメールと同じ全ての機能が追加されているわけではありません。ホワイトリスト登録に関する詳細なテストを実行するには、「クイックスタート実施ガイド」に記載されているように、テストフィッシングキャンペーンを作成することをお勧めします。 - [テンプレートを非表示/テンプレートを表示]:このトグルをクリックすると、テンプレートが表示されなくなり、フィッシングキャンペーンにおけるこのテンプレートの使用が無効になります。テンプレートを非表示にする方法の詳細については、「使用しないテンプレートやカテゴリを非表示にする方法」の記事を参照してください。
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[テンプレートプレビュー]:目のアイコンをクリックすると、テンプレートをプレビューできます。このアイコンをクリックすると、ポップアップウィンドウが開き、ユーザーの受信トレイでテンプレートがどのように表示されるかを確認できます。 テンプレートをプレビューするときには、テンプレートプレビューウィンドウの右上隅に[テストメールを自分に送信]ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、プレビューしているテンプレートの例が自分のメールアドレスに送信されます。
- 検索:[検索]バーでは、テンプレートのタイトルに含まれるキーワードを入力し、特定のテンプレートを検索できます。また、テーブルヘッダーをクリックしてテンプレートを並び替えることもできます。
(PSTではない)のラベルのついたカテゴリ
[システムテンプレート]には、フィッシングセキュリティテスト(PST)で使用することを意図していないテンプレートが含まれるカテゴリがいくつかあります。PSTとして使用することを想定していないシステムテンプレートとして、KnowBe4は「セキュリティの実践ヒント」と「今週の詐欺」 の2種類のニュースレターを提供しています。これらのテンプレートがあるカテゴリには、テンプレート名の末尾に(PSTではない)というラベルが表示されます。
「セキュリティの実践ヒント」や「今週の詐欺」ニュースレターには、一般的または拡散しているセキュリティ脅威と、これらの脅威から自身を保護する方法についての情報が掲載されています。これらのニュースレターの詳細については、「セキュリティの実践ヒントのニュースレターとは?」と「今週の詐欺とは?」の記事を参照してください。
コミュニティテンプレート
[コミュニティテンプレート]では、他のKnowBe4ユーザーが投稿したテンプレートを見つけることができます。これらのテンプレートは、[コミュニティテンプレート]カテゴリに追加される前に、KnowBe4チームによってレビューされており、その品質が確認されています。フィッシングキャンペーンを作成すると、このカテゴリのテンプレートは、デフォルトでは[テンプレートカテゴリ]ドロップダウンメニューに表示されなくなります。
コミュニティテンプレートを他のカテゴリに移動し、フィッシングキャンペーンで使用できるようにするには、以下のステップに従って操作します。
- [コミュニティテンプレート]のテンプレートリストから、使用する1つまたは複数のメールテンプレートの横にあるチェックボックスを選択します。
- このセクションの右上隅にある[カテゴリに追加]ドロップダウンメニューをクリックし、テンプレートを追加するカテゴリを選択します。
- [追加]ボタンをクリックします。このボタンをクリックすると、選択したカテゴリにテンプレートが追加されます。
KnowBe4は、フィッシングテストを効果的にするため、ユーザーが独自のフィッシングメールテンプレートを作成することを推奨しています。自社以外の組織にも有用と思われるテンプレートを作成された場合、以下のステップに従って、テンプレートをコミュニティで共有できます。
- [マイテンプレート]セクションに移動します。
- 共有するテンプレートの横にあるチェックボックスを選択します。
- このセクションの上部に表示されるヘッダーの矢印アイコンをクリックします。このアイコンをクリックすると、テンプレートが承認のために送信されます。
メールテンプレートの作成と編集
[マイテンプレート]領域では、独自のメールテンプレートを一から作成できるオプションが用意されています。画面右上の[+ フィッシングテンプレートの作成]ボタンをクリックします。WYSIWYGエディタが起動します。
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[言語](オプション):ドロップダウンメニューから、テンプレートで使用する言語を選択できます。言語を選択したテンプレートは、ローカライズされたフィッシングキャンペーンに使用できます。
- システムまたはコミュニティのテンプレートをコピーする場合、このドロップダウンにはそのテンプレートの言語が自動的に入力されます。
- [テンプレート名](オプション):テンプレートに名前を付けておくと、識別しやすくなります。このフィールドは、フィッシングメールを受信したユーザーには表示されません。
- [送信者のメールアドレス]:このフィールドを使用して、メールの送信元に表示されるアドレスを変更します。任意のメールアドレスを使用できます。
- [送信者の名前](オプション):フィッシングメールに表示する送信者の名前を入力できます。この名前は、メールの送信者のメールアドレスの横に表示されます。
- [返信先のメールアドレス](オプション):ユーザーが[返信]ボタンをクリックしたときに、メールが返信されるメールアドレスを追加できます。このメールアドレスは、システムで生成されるメールアドレスで上書きされるため、[返信先]機能をオンにしている場合は、返信を取得できます。ユーザーが[返信]をクリックすると、[送信先]フィールドにシステムで生成されたメールアドレスが表示されます。
- [返信先の名前](オプション):このフィールドにテキストを入力して、返信先の名前を追加します。この名前は、[返信先]機能を使用する場合にのみ使用されます。ユーザーがこのメールに返信すると、[送信先]フィールドに入力した名前が自動的に表示されます。
- [件名]:これは、メールの受信者の受信箱に表示されるメールの件名です。また、テンプレート名を入力しない場合、このフィールドがテンプレートのタイトルとして使用されます。
- [添付ファイル名](オプション):添付ファイルを使用する場合は、このフィールドを使用して添付ファイルの名前を入力します。テンプレートの例では、ユーザーがファイルを開きたくなるような「第4四半期給与」や「解雇者更新リスト」などの添付ファイルの名前が使用されます。ファイル名に拡張子を含める必要はありません。添付ファイル名にプレースホルダは使用できません。
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[添付ファイルタイプ](オプション):カスタムフィッシングメールにKnowBe4の添付ファイルを追加する場合は、使用する添付ファイルのタイプを指定します。添付ファイルのテストの詳細については、「フィッシングキャンペーンの作成と管理」の記事を参照してください。
注:画像のサイズを変更する場合は、必ず画像のスタイルタグの「width」と「height」の値を編集してください。詳細情報については、こちらの記事を参照してください。
- [ソース]:このボタンをクリックすると、テンプレートのソースコードが表示されます。HTMLコードの操作に慣れている方は、WYSIWYGエディタの代わりにこのビューを使ってテンプレートを作成できます。
- [画像]:このボタンを使用して、フィッシングテンプレートに画像を追加できます。外部でホスティングされている画像を使用する必要があります。つまり、[画像]ボタンをクリックした後に、公開されているURLを[URL]フィールドに挿入する必要があります。画像のサイズを変更するには、[高さ]と[幅]フィールドを使用します。パブリックURLしか許可していない理由については、以下の「フィッシングテンプレートに画像をアップロードできないのはどうしてですか?」のセクションを参照してください。
- [プレースホルダ]:[プレースホルダ]オプションを使用すると、選択したプレースホルダによって、ユーザーや組織の情報、またはランダムな値がテンプレートに自動的に入力されます。「名」、「姓」、「マネージャー名」などのユーザー情報のプレースホルダについては、そのユーザー情報をコンソールに追加しておく必要があります。これらの情報は、CSVインポートやActive Directory統合で追加することができます。プレースホルダの詳細については、「プレースホルダの使用方法」を参照してください。
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[フィッシングリンク]:[フィッシングリンク]ボタンを使用すると、メールの本文にフィッシングリンクを追加できます。[フィッシングリンク]ボタンは、KnowBe4のシステムテンプレートにすでに追加されていますが、テンプレートをカスタマイズしたり作成したりする場合は、以下の操作を実行する必要があります。
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フィッシングリンクにするテキストを入力し、そのテキストをハイライトして、[フィッシングリンク]ボタンをクリックすると、そのテキストがフィッシングリンクになります。フィッシングテンプレートでHTMLリンクを作成した場合、セキュリティ上の目的でKnowBe4のシステムによりHTMLリンクは自動的にフィッシングリンクに変更されます。
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フィッシングリンクにするテキストを入力し、そのテキストをハイライトして、[フィッシングリンク]ボタンをクリックすると、そのテキストがフィッシングリンクになります。フィッシングテンプレートでHTMLリンクを作成した場合、セキュリティ上の目的でKnowBe4のシステムによりHTMLリンクは自動的にフィッシングリンクに変更されます。
- [QRコード]:このボタンを使用して、フィッシングテンプレートにQRコードを追加できます。QRコードを読み取ると、ユーザーはランディングページにリダイレクトされます。 詳細については、「QRコードフィッシングセキュリティテストの使用方法」の記事を参照してください。
- [レッドフラグ]:プラチナとダイヤモンドのお客様は、KnowBe4の[レッドフラッグ](ソーシャルエンジニアリングの兆候)ボタンを使用して、このフィッシングメールのリンクをクリックしたユーザーに、このメールが潜在的に危険であることを警告するべきだった理由を示すヒントを追加できます。レッドフラグの追加方法や推奨事項の詳細については、ここをクリックしてSEIの製品マニュアルを参照してください。
- [本文]:フィッシングテンプレートの本文に、任意のテキストを追加します。簡易なテキストフォーマット設定オプションを使用して、テンプレートの外観をカスタマイズできます。WYSIWYGエディタのボタンを使用して、表や線などを簡単に追加できます。
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[ランディングページ]:これは、ユーザーがフィッシングリンクをクリックしたときにリダイレクトされるページです。ランディングページは、KnowBe4のシステムランディングページやユーザー独自のランディングページから選択できます。また、[アカウント設定]でデフォルトのランディングページを設定すると、すべてのフィッシングキャンペーンでそのページが自動的に使用されます。
注:フィッシングキャンペーンの作成時にランディングページを選択すると、WYSIWYGエディタで選択したテンプレート固有のランディングページや、デフォルトのランディングページが上書きされます。
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[ランディングドメインの選択]:ランディングドメインとは、ランディングページでユーザーに表示されるWebアドレスです。ここで選択できるのは、すべてKnowBe4が所有するドメインです。「機密情報を狙ったフィッシング」のランディングページを使用している場合、ランディングドメインを変更すると有用となる場合があります。KnowBe4は、ユーザー名やパスワード、その他の情報をユーザーが安全に入力できると感じるような正規のように見えるドメインを持っています。また、[アカウント設定]でデフォルトのランディングドメインを設定すると、すべてのフィッシングキャンペーンでそのドメインが自動的に使用されます。
注:KnowBe4は、データ入力のためのページにユーザーが入力した内容を保持または追跡することはありません。 - [難易度]:カスタムフィッシングメールテンプレートには、難易度を割り当てることができます。難易度は、ユーザーがフィッシングメールを識別することがどれだけ難しいかを示します。
[下書き]カテゴリからのテンプレートの移動
カスタムテンプレートを作成すると、そのテンプレートは[マイテンプレート]セクションの[下書き]カテゴリに自動的に移動されます。カスタムテンプレートをフィッシングキャンペーンで使用するには、テンプレートを[下書き]カテゴリから[マイテンプレート]セクションの他の任意のカテゴリに移動する必要があります。
[下書き]カテゴリから他のカテゴリにテンプレートを移動するには、以下のステップに従って操作します。
- [マイカテゴリ]セクションの左端にあるカテゴリのリストで、[下書き]をクリックします。
- 新しいカテゴリに移動するテンプレートの横にあるチェックボックスを選択します。チェックスボックスを選択すると、このセクションの上部に[選択されたテンプレート]ヘッダーが表示されます。
- [選択されたテンプレート]ヘッダーで、[カテゴリに移動]ドロップダウンメニューをクリックします。
- ドロップダウンメニューから、選択したテンプレートを追加するカテゴリを選択します。
- [移動]をクリックします。
これらのステップを実行したら、テンプレートが[下書き]カテゴリから選択したカテゴリに移動します。
フィッシングテンプレートに画像をアップロードできないのはどうしてですか?
KnowBe4では、知的財産権を尊重し、模擬フィッシングメールのテンプレートに表示するために著作物を複製する必要性を最小限に抑えるための措置をとっています。 画像を埋め込んだり、画像をアップロードしてKnowBe4がホストする代わりに、リンクを使用することで、以下の2つの有益性がお互いにもたらされます。(1) 模擬フィッシングメールのテンプレートをより本物のように見せかけることが可能となり、テンプレートに追加する画像の完全性と比率を維持できること。(2) お客様がコンソールに入力した画像を使用することをKnowBe4に許可する限定ライセンスに関わらず(最終的に、お客様のユーザーが画像が利用できるようにするライセンス)、リンクを使用することで、同じ結果を得るためにお客様がKnowBe4が共有すべき「お客様のコンテンツ」の量が減少すること。 これは、両社の法務部門が満足する方法です。
ランディングページの管理
ランディングページとは、ユーザーがメールのフィッシングリンクをクリックしたときに表示されるページです。[ランディングページ]タブでは、組織独自のランディングページを作成したり、システムのランディングページを参照したりできます。
ランディングページ領域
マイランディングページ:
組織独自のカスタムランディングページを作成すると、この領域にランディングページのリストが表示されます。タイトルをクリックして編集したり、「目」のアイコンをクリックしてプレビューしたりできます。ランディングページを削除するには、タイトル横のチェックボックスをオンにしてゴミ箱のアイコンをクリックします。
カテゴリ:
この領域では、ランディングページのカテゴリを作成および管理できます。
注:組織独自のランディングページに使用するカテゴリを少なくとも1つ作成する必要があります。[下書き]フォルダにある分類されていないランディングページは、フィッシングキャンペーンを設定するときに選択できません。
システムのランディングページ:
この領域には、KnowBe4が作成した組み込みのランディングページがあります。カテゴリを選択すると、そのカテゴリのランディングページの一覧が表示されます。
ランディングページをプレビューするには、「目」のアイコンをクリックします。
ランディングページを最終更新日で並べ替えることができます。この方法で並び替えると、最新のランディングページを見つけることができます。
プレビューURLやテキストボックス内のURLを使用して、コンソールの外部でランディングページを共有することはできません。ランディングページを共有するには、ランディングページを共有するユーザーにテストフィッシングキャンペーンを設定する必要があります。または、共有するランディングページのスクリーンショットを取得することもできます。
ランディングページ名をクリックすると、WYSIWYGエディタで開き、必要に応じて編集できます。ランディングページを保存すると、[マイランディングページ]の下にコピーが作成されます。フィッシングキャンペーンを作成するときのオプションとして表示するためには、ランディングページを分類する必要があります。
注:ランディングページの一部は、変更すると正常に機能しなくなるため、編集するべきではないものがあります。これらのランディングページには、編集しないように通知するラベルが貼られています。
ランディングページの作成と編集
[マイランディングページ]領域では、組織独自のランディングページをゼロから作成できます。画面右上の[+ 新しいランディングページ]ボタンをクリックすると、ランディングページのエディタが開きます。ここでは任意のコンテンツを利用できますが、使用する画像は外部にホスティングする必要があります。エディタに画像をドラッグ&ドロップしないでください。
ユーザーに機密情報を入力させるランディングページを作成する場合は、詳細について「データ入力ランディングページの作成」の記事を読むことをお勧めします。
注:カスタムランディングページを作成したら、フィッシングキャンペーンで使用するためにカテゴリに移動する必要があります。
WYSIWYGランディングページエディタのインターフェース
- [タイトル]:ランディングページにタイトルを設定します。このタイトルは、[マイランディングページ]インターフェースや、フィッシングキャンペーン作成時の[ランディングページ]ドロップダウンメニューに表示されます。
- [ソース]:このボタンをクリックすると、ランディングページのソースコードが表示されます。HTMLコードの編集に慣れているユーザーは、このビューでランディングページを作成できます。
- [画像]:ランディングページに画像を追加するには、このボタンをクリックします。外部でホスティングされている画像を使用する必要があります。つまり、公開されているURLを[URL]フィールドに挿入する必要があります。また、[高さ]と[幅]フィールドを使用して、画像のサイズを変更できます。
- [プレースホルダ]:[プレースホルダ]オプションを使用すると、ユーザーや組織の情報がテンプレートに自動的に入力されます。「名」、「姓」、「マネージャー名」などのユーザー情報のプレースホルダについては、そのユーザー情報をコンソールに追加しておく必要があります。これらは、CSVインポートやActive Directory統合で追加できます。詳細については、「プレースホルダの使用方法」の記事を参照してください。
- [SEIプレースホルダ]:SEI機能は、プラチナおよびダイアモンドサブスクリプションレベルで利用可能です。SEI機能を使用すると、不合格となったときのトレーニングの演習にそのランディングページを使用できるようになり、ユーザーが模擬フィッシングメールをクリックしたときに見落としていたソーシャルエンジニアリングの兆候(レッドフラグ)を正確に示すことができます。このプレースホルダはランディングページに埋め込まれており、ランディングページが正規のサイトではないことを見分けるためにユーザーが注意しなければならない詳細が記載されています。詳細については、「ソーシャルエンジニアリングの兆候」の記事を参照してください。
- 本文:任意のテキストを追加します。また、WYSIWYGエディタのボタンを使用して、表や線などを追加できます。
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